とろろ昆布|買い方・下ごしらえ・保存の話
とろろ昆布は、昆布を酢に漬けてから薄く削ったものです。だしを取らなくても、湯を注ぐだけで一杯になります。選び方と使い方、レシピの方向までまとめました。
時期の目安 通年
店先のやりとり
常連さん
だしを取る時間がない日があります。
店主
とろろ昆布に湯を注いで、しょうゆを一たらしで一杯になりますよ。うちも忙しい朝はこれです。
店主のひとこと湯を注ぐだけで汁物になる。常備しておくと楽です。
買うとき
出回る時期の目安:通年
- 削りが細かく、ふんわり広がるものを選んでください。固まって押しつぶれたものは口当たりが重いです。
- 色は薄い茶色から白っぽいものが標準です。黒く見えるものは削りが厚いことがあります。
- 袋の中で湿って固まっていないか確かめます。湿ると香りが落ちます。
使うとき(下ごしらえ)
- 使う分だけ手でほぐします。固まったまま入れると、だまになります。
- 水にさらす必要はありません。そのまま汁物や和え物に入れられます。
- 細かくしたいときは、はさみで軽く刻んでください。包丁よりまとまります。
しまうとき(保存)
湿気を嫌います。袋の口をしっかり閉じて、乾いた場所で常温に置いてください。開けたら1か月を目安に使いきります。
この材料でつくる料理
よく聞かれること
おぼろ昆布と何が違いますか。
削り方の違いです。とろろ昆布は昆布を重ねて横から削るので、糸のようにほぐれます。おぼろ昆布は表面を一枚ずつそぐので、薄い帯のようになります。使い分けはしなくて構いません。
汁物に入れるとだまになります。
使う分を手でほぐしてから、椀に入れて上から湯を注いでください。鍋に直接入れると固まりやすいです。しょうゆを数滴たらすだけで味がつきます。
どのくらい持ちますか。
開ける前は袋の表示の日付まで常温で置けます。開けたら湿気を吸うので、口を閉じて1か月を目安に使いきってください。冷蔵庫に入れると湿ることがあります。