おにぎりの作り方|材料・手順・店主のコツ
おにぎりは、握る力加減がすべてです。塩の付け方、具の入れ方、持ち歩くときの包み方まで、家で作るおにぎりの作り方を順にお話しします。
調理時間の目安 15分分量 2人分難しさ かんたん
店先のやりとり
常連さん
おにぎりが固くなってしまいます
店主
握りすぎですよ。形をなぞるように五回ほど転がすだけで、ちゃんとまとまりますから。
店主のひとこと握るのではなく、形をなぞるくらいで十分です。
材料(2人分)
| 炊きたてのご飯 少し固めに炊くとまとまります | 400g |
|---|---|
| 塩 手水に溶かして使います | 小さじ1/2 |
| 水 手を湿らせる手水用です | 大さじ2 |
| 焼きのり 全形を四つに切っておきます | 4枚 |
| 焼き鮭 中心まで焼いてほぐします | 1切れ |
| 梅干し 種を取り、粗く刻みます | 2個 |
| かつお節 醤油少々で和えておきます | 5g |
| 醤油 かつお節の味付け用です | 小さじ1 |
作り方
- 先に具を全部用意します。鮭は中心まで焼いてほぐし、梅は刻んでおきます。ご飯が熱いうちに握りたいので、具は先にそろえます。
- 炊きたてのご飯を盆に広げ、二分ほど湯気を飛ばします。熱すぎると握れません。少し落ち着かせると形が決まります。
- 手を水で湿らせ、塩を指先に取って両手に広げます。ご飯に塩を混ぜず、手に付けるほうが角が立ちません。
- ご飯を手に取って中央をくぼませ、具を入れて包み込みます。具は少なめに。多いと握るときに割れてしまいます。
- 三角の角を作るように、両手で軽く五回ほど転がして形を整えます。力を入れず、形をなぞるだけで十分。握りしめると固くなります。
- 粗熱が取れてからのりを巻きます。持ち歩くならのりは別にします。熱いうちに巻くとのりが湿ります。冷ましてからが決まりです。
店主のコツ
- 買い物は、のりを新しいものにすることです。開けたてののりは香りがまるで違います。
- 火加減は、具の鮭を中火でしっかり中心まで焼くことです。生焼けは日もちにも響きます。
- 味の調整は、手塩の量で行います。多いと感じたら次から指先に取る量を半分にしてください。
しまうとき・作り置き
| 冷蔵 | 冷蔵はご飯が固くなります。常温で当日中、夏場は四時間以内が目安です |
|---|---|
| 冷凍 | 具入りのまま一つずつ包んで冷凍で二週間ほどもちます |
| 温め直し | 凍ったまま電子レンジで二分、湯気が立つまで温めてからのりを巻きます |
味を変えてみる
- ご飯に刻んだ大葉を混ぜると、香りが立って後口が軽くなります
- 表面に醤油を塗り、魚焼き網で焼き目を付けると焼きおにぎりになります
- 白ごまと塩昆布を混ぜ込むと、具を入れなくてもまとまります
よく聞かれること
塩はご飯に混ぜてもよいですか
混ぜても作れますが、手に付けるほうが表面だけに塩が乗って、中は甘く感じられます。うちでは手塩のやり方にしています。
持ち歩くときの注意はありますか
しっかり冷ましてから包んでください。温かいまま包むと水滴が付きます。夏場は保冷剤を添え、四時間以内を目安にしてください。
冷凍したおにぎりの具は何が向きますか
焼き鮭や昆布、かつお節のように水気の少ないものが向きます。生野菜やマヨネーズを使った具は、解凍したときに水が出てしまいます。