294二九四とうふ店町の豆腐屋が書く、毎日のごはん帖
文字

ホーム材料の話 › 豆腐

豆腐|買い方・下ごしらえ・保存の話

豆腐はうちの本業ですから、少し丁寧にお話しします。店先での選び方としまい方、水切りの加減と、豆腐レシピや豆腐の作り方の考え方をまとめました。

時期の目安 通年。夏は冷奴、冬は湯豆腐や鍋でよく出ます

更新日 2026-09-13

店先のやりとり

常連さん

木綿と絹はどう違うのですか

店主

木綿は水を抜いて固めるので崩れにくく、絹は固めたまま切るので口当たりが柔らかいです。

店主のひとこと豆腐は日ごとに変わります。早めにどうぞ。

買うとき

出回る時期の目安:通年。夏は冷奴、冬は湯豆腐や鍋でよく出ます

  • 作った日付を見ます。豆腐は日ごとに味が落ちるので、新しいものを選んでください。
  • 水が濁っていないものを選びます。濁りは時間が経った印です。
  • 原材料に大豆とにがりだけのものは、豆の香りがはっきり出ます。

使うとき(下ごしらえ)

  • 水切りは重しをのせて二十分。急ぐときは電子レンジで二分温めて水を捨てます。
  • 汁物に入れるなら水切りは不要です。切ってそのまま鍋に入れてください。
  • 焼き物や炒め物には木綿を、冷奴や汁物には絹を選ぶと持ち味が出ます。

しまうとき(保存)

買ったらパックのまま冷蔵庫のいちばん冷たい場所へ。二日から三日が目安です。開けたら水を替えて容器に移し、翌日までにいただいてください。

この材料でつくる料理

大豆のたんぱく質とカルシウムを含みます。冷たくも温かくも食べられます。

よく聞かれること

水切りは必ず必要ですか

炒め物や焼き物には必要です。水が残ると味が薄まり、油もはねます。汁物や冷奴なら不要なので、そのままお使いください。

豆腐は家でも作れますか

作れます。大豆を一晩水に浸してすり潰し、煮てから絞って豆乳を取り、にがりを加えて固めます。手間はかかりますが、道具は家の鍋で足ります。

開けて余った分はどうしますか

水を張った容器に移し、水を毎日替えて翌日までにいただいてください。長くもたせるより、その日に汁物か冷奴で使い切るほうが味が落ちません。