294二九四とうふ店町の豆腐屋が書く、毎日のごはん帖
文字

ホーム作り方 › 冷奴

冷奴の作り方|材料・手順・店主のコツ

冷奴のレシピです。豆腐を切って薬味をのせるだけですが、水きりと器の冷やし方で味が変わります。二人分の目安と、薬味の組み合わせをまとめました。

調理時間の目安 10分分量 2人分難しさ かんたん

更新日 2026-09-13

店先のやりとり

常連さん

冷奴が、食べているうちに水っぽくなります。

店主

ざるに10分のせて水をきってください。器も冷やしておくと、最後までおいしくいただけますよ。

店主のひとことしょうゆは食卓で。先にかけると水が出ます。

材料(2人分)

絹ごし豆腐 冷奴には絹が向きます。買うときは日付の新しいものを選んでください。1丁(300g)
小ねぎ 小口切り。水にさらして辛みを抜きます。3本
生姜 すりおろします。皮は薄くむく程度で構いません。1かけ
かつお節 食べる直前にのせます。早いと湿ります。1袋(3g)
しょうゆ かけすぎないこと。少しずつ足してください。大さじ1
青じそ せん切り。あれば入れてください。香りが変わります。2枚
みょうが 薄切り。夏場ならぜひ。1個

作り方

  1. 先に器を冷蔵庫か氷水で冷やしておきます。その間に薬味を刻みます。器が冷たいと、食べ終わるまで豆腐がぬるくなりません。
  2. 豆腐をパックから出し、ざるにのせて10分置きます。表面の水がきれます。重しはいりません。置くだけで十分です。
  3. 小ねぎは水に2分さらし、ざるに上げてよく水けをきります。さらすと辛みが抜けて、量を多くのせられます。
  4. 豆腐を半分に切り、冷やした器に盛ります。角を崩さないように運びます。包丁を一度ぬらすと、切り口がきれいになります。
  5. 生姜、小ねぎ、青じそ、みょうがをのせ、最後にかつお節をのせます。かつお節は最後です。先にのせると湿って香りが飛びます。
  6. しょうゆは食卓で、食べる分だけかけます。先にかけると水が出て、味がぼやけます。

店主のコツ

  • 買い物:冷奴には絹ごしが向きます。日付の新しいものを選び、その日のうちに食べてください。
  • 火加減:火は使いませんが、冷やす加減が同じ役目です。器も豆腐も、よく冷やしておいてください。
  • 味の調整:しょうゆは食卓でかけます。先にかけると水が出ますので、少しずつ足すのがこつです。

しまうとき・作り置き

冷蔵切った豆腐は保存に向きません。その日のうちに食べてください。未開封なら表示の期限まで。
冷凍冷凍は向きません。解けるとすかすかになり、冷奴にはなりません。
温め直し温め直す料理ではありません。残ったらみそ汁の具にしてください。

味を変えてみる

  • ごま油と塩、刻みねぎだけ。しょうゆを使わない、さっぱりした食べ方です。
  • ゆでたしらすと大根おろしをのせて。しらすはしっかりゆでたものを使ってください。
  • 刻んだ梅干しと青じそをのせます。夏の食欲がないときに向きます。

豆腐は大豆のたんぱく質とカルシウムを含みます。しょうゆのかけすぎには気をつけてください。

よく聞かれること

木綿と絹、どちらがよいですか。

冷奴には絹ごしが向きます。口当たりがなめらかで、薬味の味が生きます。しっかりした歯ごたえが好みなら木綿でも構いません。その場合は水きりを15分にしてください。

豆腐を冷やす早い方法はありますか。

パックのまま氷水に10分つけてください。冷凍庫に入れると角が凍って食感が落ちますので、避けたほうがよいです。器も一緒に冷やしておくと万全です。

薬味は何を合わせるとよいですか。

ねぎと生姜が基本で、ここに青じそかみょうがを足すと夏らしくなります。かつお節は最後にのせてください。数を増やすより、二つか三つに絞るほうがまとまります。