294二九四とうふ店町の豆腐屋が書く、毎日のごはん帖
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のれそれ|買い方・下ごしらえ・保存の話

のれそれは、あなごの稚魚のことです。透き通った平たい姿で、春の短い間だけ店先に並びます。選び方と扱い方、合う料理までまとめました。

時期の目安 2月〜5月(盛りは3月〜4月)

更新日 2026-09-13

店先のやりとり

常連さん

のれそれって何の子どもですか。

店主

あなごの稚魚ですよ。春の短い間だけ出回ります。見かけたらその日に食べてください。

店主のひとことその日のうちに。翌日までが限度です。

買うとき

出回る時期の目安:2月〜5月(盛りは3月〜4月)

  • 透き通っていて、濁りのないものを選んでください。白く濁ったものは時間が経っています。
  • 一匹ずつの形がはっきりしているか見ます。崩れているものは避けます。
  • 入れ物の中に汁がたまっていないか。たまっているものは身が弱っています。

使うとき(下ごしらえ)

  • 冷たい水でさっと洗い、ざるにあげて水気を切ります。強く洗うと形が崩れます。
  • 生でいただくのは、生食用と表示されたものだけにしてください。表示のないものは加熱用です。
  • 加熱して使うときは、熱い吸いものに入れて30秒。白く変わったら引き上げます。

しまうとき(保存)

その日のうちにいただくのが基本です。冷蔵でも翌日までが目安になります。氷水につけたまま冷蔵庫に入れ、食べる直前に水気を切ってください。

この材料でつくる料理

水分が多く、たんぱく質を含みます。量を多く食べる食材ではありません。

よく聞かれること

生で食べても大丈夫ですか。

生食用と書かれたものだけにしてください。表示のないものは加熱用です。加熱するなら、熱い吸いものに30秒ほど入れて、白く変わってから引き上げます。

どんな味がしますか。

味はごく淡く、つるりとした食感が持ち味です。ポン酢や三杯酢など、さっぱりした味を合わせるのが一般的です。濃い味にすると、持ち味が隠れてしまいます。

手に入りにくいのですが。

出回る期間が短く、産地も限られます。春先に魚売り場をのぞいてみてください。並ぶのは2月から5月ごろで、盛りは3月から4月です。