みりん|買い方・下ごしらえ・保存の話
みりんは、煮物の照りと、素材の煮くずれを抑える役目を持つ調味料です。甘みを付けるだけではありません。買うときの見分け方と、使うとき、しまうときの目安をまとめました。
時期の目安 通年
店先のやりとり
常連さん
みりん風調味料とは違うものですか。
店主
別物ですよ。風のほうはアルコールがほとんど入っていません。煮物の照りは本みりんのほうが出ます。
店主のひとこと甘みより、照りと煮くずれ止めが本当の役目です。
買うとき
出回る時期の目安:通年
- 原材料にもち米、米こうじ、焼酎とだけ書かれたものが、煮物には素直です。
- 糖類やうま味の調味料が先に書かれたものは、甘みが強く出ます。
- 使う量が少ない家なら、小さい瓶のほうが最後まで味が落ちません。
使うとき(下ごしらえ)
- 和え物など火を通さない料理には、小鍋で一度沸かして冷ます「煮切り」をします。
- 照りを出したいときは、仕上げの直前に回しかけます。
- 砂糖と一緒に使うなら、砂糖を先、みりんを後に入れると味が入りやすいです。
しまうとき(保存)
開けた後は冷暗所で構いません。冷蔵庫に入れると糖分が固まることがあります。開封後は半年を目安に使い切ってください。
この材料でつくる料理
よく聞かれること
砂糖で代わりになりますか。
甘みだけなら代わりますが、照りと煮くずれの抑えは出ません。大さじ1のみりんを砂糖で置き換えるなら小さじ1が目安です。水分の量も少し調整してください。
子どもが食べる料理に使っても大丈夫ですか。
しっかり煮立てればアルコール分は飛びます。煮物なら数分、和え物に使うときは先に小鍋で沸かして冷ましてから合わせてください。
固まった白い粒は何ですか。
糖分が結晶になったものです。冷えた場所に置くと出ます。湯せんで軽く温めると溶けますよ。濁りや変な匂いがあるときは使わないでください。