車麩|買い方・下ごしらえ・保存の話
車麩は、棒に生地を巻きつけて焼いた輪切りの麩です。水でもどすと厚みが出て、煮ても焼いても食べ応えがあります。選び方と保存、もどし方から、車麩を使うレシピの方向までまとめました。常備しておくと重宝しますよ。
時期の目安 通年
店先のやりとり
常連さん
もどす時間はどれくらいですか。
店主
ぬるま湯で五分が目安です。中心まで柔らかくなれば十分。長くつけすぎると煮たときに崩れます。
店主のひとこと絞るときはねじらず、両手で押さえるだけにしてください。
買うとき
出回る時期の目安:通年
- 輪が厚く、焼き色が均一で割れていないものを選びます。
- 袋の中で粉が多く出ているものは、割れやすくなっています。
- 厚みは料理で選びます。煮物には厚いもの、炒め物には薄いものが向きます。
使うとき(下ごしらえ)
- ぬるま湯に五分ひたしてもどします。水なら十分が目安です。
- 両手で挟んで水気を絞ります。ねじると割れるので、押さえるだけに。
- 厚いものは半分に切ると、火の通りと味の入りがそろいます。
しまうとき(保存)
乾いたまま常温の暗い場所で、表示の期限まで保存できます。湿気を吸うと風味が落ちるので、開封後は袋の口を閉じ、乾燥剤と一緒に缶や瓶へ入れてください。
この材料でつくる料理
よく聞かれること
煮ると崩れてしまいます。
もどしすぎか、煮立てすぎです。もどしは五分まで、煮るのは弱火で十分にしてください。落としぶたを使うと、動かさずに味が入ります。
もどさずに使えますか。
煮汁が多い鍋物なら、乾いたまま入れて煮含める方法もあります。その場合は煮汁を二割ほど多めに用意してください。
小町麩との違いは何ですか。
車麩は棒に巻いて焼いた輪切りで、厚みと歯ごたえがあります。小町麩は小さく軽いので、汁物向きです。煮物には車麩が向きます。