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すき焼きの作り方|材料・手順・店主のコツ

すき焼きは、割り下の割合を覚えれば家の鍋で十分作れます。肉の焼き方と具を入れる順番を押さえた、すき焼きのレシピをご案内します。

調理時間の目安 30分分量 2人分難しさ ふつう

更新日 2026-09-13

店先のやりとり

常連さん

割り下は買ったほうが早いでしょうか

店主

醤油とみりんを同量、砂糖を大さじ2。これだけですから、一度お試しください。

店主のひとこと濃くなったら砂糖でなく、水を足してください。

材料(2人分)

牛薄切り肉 脂のある部位が向きます。買ったその日に使います250g
焼き豆腐 崩れにくいので鍋向きです。八等分に切ります1丁 300g
長ねぎ 一センチの斜め切りにします1本
春菊 根元を落とし、五センチに切ります1/2束
しいたけ 軸を落とし、かさに切り込みを入れます4枚
白滝 下茹でして水気を切ります1袋 200g
醤油 割り下の土台です100ml
みりん 醤油と同量が覚えやすい割合です100ml
砂糖 好みで増減します大さじ2
煮詰まったら足します100ml
牛脂 肉売り場でもらえます。なければサラダ油小さじ11かけ

作り方

  1. 先に割り下を作ります。醤油、みりん、砂糖、水を混ぜ、一度煮立てて冷まします。煮立てるとみりんの角が取れ、味がまとまります。
  2. 鍋を中火で熱し、牛脂を溶かしてねぎを両面一分ずつ焼き付けます。ねぎに焼き目を付けると、甘みと香ばしさが割り下に移ります。
  3. 牛肉を広げて入れ、中火で片面四十秒ずつ、赤みがなくなるまで焼きます。重ねずに広げると火が均一に入ります。
  4. 割り下を注ぎ、焼き豆腐、白滝、しいたけを入れて中火で八分煮ます。白滝は肉から離して入れると、肉が固くなりません。
  5. 春菊を加え、しんなりするまで二分煮て火を止めます。春菊は最後です。長く煮ると香りが飛んでしまいます。
  6. 煮詰まったら水を足し、味を見ながら残りの具を継ぎ足していきます。途中で味が濃くなるので、水を手元に置いておきます。

店主のコツ

  • 買い物は、焼き豆腐を選ぶことです。普通の木綿より崩れにくく、煮汁もよく吸います。
  • 火加減は、肉を焼くときだけ中火、煮るときは弱めの中火です。煮立てると肉が固くなります。
  • 味の調整は、水で薄めることです。濃くなったら砂糖ではなく水を足すのが早道です。

しまうとき・作り置き

冷蔵密閉容器で冷蔵二日が目安です。汁ごと保存すると肉が固くなりません
冷凍肉と豆腐の食感が変わるので向きません
温め直し弱めの中火で五分、湯気が立つまで温めます。煮立てないでください

味を変えてみる

  • 残った汁にうどんを入れると、締めの一皿になります
  • 白菜とえのきを足すと、かさが増えて甘みも出ます
  • 割り下に酒を大さじ2足すと、後口が軽くなります

味が濃いので、汁は控えめにして具を中心にいただくとよいでしょう。

よく聞かれること

生卵につけて食べないのですか

うちでは卵に火を通してから添えています。薄焼きにして細く切ったものを添えると、まろやかさは同じまま安心していただけます。

肉はどこまで焼けばよいですか

薄切りなら片面四十秒ずつ、赤みが残らないところまでです。その後割り下で煮るので、焼きすぎない程度に火を通してください。

割り下が途中で濃くなります

水を五十ミリリットルずつ足してください。砂糖や醤油で調えようとすると、さらに濃くなって戻せなくなります。