寒天|買い方・下ごしらえ・保存の話
寒天は、海藻から作る固める材料です。棒と糸と粉の違い、店先での選び方、扱うときの温度、それから寒天レシピに向く使い道までをまとめました。
時期の目安 通年(作られるのは冬の寒い時期です)
店先のやりとり
常連さん
寒天が固まらないことがあります。
店主
煮溶かしが足りないのだと思います。沸いてから二分、混ぜながら煮てみてください。
店主のひとこと沸かしてから二分。寒天はここだけ守れば失敗しません。
買うとき
出回る時期の目安:通年(作られるのは冬の寒い時期です)
- 粉寒天は、袋の中で固まっていないものを選んでください。湿気ると溶けにくくなります。
- 棒寒天は、白っぽくて軽いものが扱いやすいです。持って重いものは湿気を吸っています。
- 糸寒天は折れていないものを。折れが多いと、水で戻したときの量が読みにくくなります。
使うとき(下ごしらえ)
- 棒寒天と糸寒天は、水に30分つけて戻し、水けをしぼってからちぎります。
- 粉寒天は、水に振り入れてから火にかけます。あとから入れるとだまになります。
- どれも一度しっかり煮溶かします。沸いてから2分、混ぜながら煮てください。
しまうとき(保存)
湿気を嫌いますので、袋の口を閉じて乾いた場所に置いてください。常温で一年が目安です。開けたあとは缶か瓶に移すと安心です。
この材料でつくる料理
よく聞かれること
粉寒天と棒寒天の量はどう換算しますか。
棒寒天1本(約8g)は粉寒天4gが目安です。水は500mlほど。やわらかめが好みなら、粉を0.5g減らしてください。
果物を入れると固まりません。
酸の強い果汁は、煮ている途中に入れると固まりにくくなります。寒天を煮溶かして火を止め、粗熱を取ってから加えてください。
ゼラチンとの違いは何ですか。
寒天は海藻から、ゼラチンは動物から作ります。寒天は常温でも固まり、歯切れがよいです。ゼラチンはとろりとして、口の中で溶けます。