イカ墨|買い方・下ごしらえ・保存の話
イカ墨は、いかの墨袋からとれる黒い液です。こくと磯の香りが持ち味ですよ。買うときに見るところ、下ごしらえ、使いやすい料理の目安をまとめました。
時期の目安 通年(生のいかからとるなら6月〜2月が取りやすい時期)
店先のやりとり
常連さん
墨って苦くないんですか。
店主
苦くはないですよ。こくと磯の香りが出ます。入れすぎると重くなるので、少しずつがいいです。
店主のひとこと服の汚れだけは気をつけてください。落ちません。
買うとき
出回る時期の目安:通年(生のいかからとるなら6月〜2月が取りやすい時期)
- 生のいかから取るなら、目が澄んで身に張りのあるものを選びます。
- 墨袋がついたままのいかは、袋が破れていないか見てください。
- 市販のペーストは、原材料に余分なものが少ないものが扱いやすいです。
使うとき(下ごしらえ)
- 先に墨袋を破らないよう、指で押さえて静かに引き抜きます。
- 取り出した袋は、料理に使う直前にはさみで切って中身を出します。
- 少量の白ワインや酒でのばすと、かたまりが残らず全体に混ざります。
しまうとき(保存)
生の墨袋は取り出したその日に使うのが基本です。使いきれないときは小分けにして冷凍し、一か月を目安に使ってください。市販のペーストは開封後、冷蔵で表示どおりに保存します。
この材料でつくる料理
よく聞かれること
どのくらいの量を使いますか。
二人分の料理なら、市販のペーストで小さじ一杯から二杯が目安です。生の墨袋なら一、二杯分。まず少なめに入れて、色と味を見て足してください。
いかは中まで火を通しますか。
通してください。ただ長く加熱すると固くなります。中火で二、三分を目安に、中心まで火が入ったら火を止めます。
歯が黒くなるのはどうにかなりますか。
食べた後に水で口をすすげば、ほとんど落ちます。人と会う予定がある日は避けるのが無難ですよ。うちでも夜の献立にしています。