294二九四とうふ店町の豆腐屋が書く、毎日のごはん帖
文字

ホーム材料の話 › 鮎

鮎|買い方・下ごしらえ・保存の話

鮎は、川で育つ夏の魚です。旬の時期、店先での選び方、下ごしらえ、保存の目安、合わせやすい料理までまとめてお話しします。

時期の目安 6月〜9月が旬です。養殖のものは通年出回ります

更新日 2026-09-13

店先のやりとり

常連さん

はらわたは取ったほうがよいですか。

店主

苦みが好きならそのままで。苦手なら腹に切れ目を入れて取ってください。どちらでも構いませんよ。

店主のひとことひれに多めの塩。これで焦げずに焼けます。

買うとき

出回る時期の目安:6月〜9月が旬です。養殖のものは通年出回ります

  • 目が澄んでいて、体に張りがあるものを選んでください。指で押して戻るものが新しい印です。
  • 背の色がはっきりして、えらが赤いものが向いています。黒ずんだものは時間が経っています。
  • 腹がやわらかくつぶれていないか見ます。つぶれたものは身も傷んでいることがあります。

使うとき(下ごしらえ)

  • 先に流水で表面のぬめりを洗い、水気をふきんでしっかりふきます。臭みが残りません。
  • 焼く前に塩を全体にふり、尾とひれに多めの塩をつけます。焦げずにきれいに仕上がります。
  • はらわたは取っても取らなくてもかまいません。苦みが苦手なら、腹に切れ目を入れて取り除いてください。

しまうとき(保存)

買った日に食べるのがいちばんです。冷蔵なら1日、冷凍なら一尾ずつ包んで2週間が目安になります。

この材料でつくる料理

たんぱく質と脂質を含みます。骨まで食べられる大きさならカルシウムも含みます。

よく聞かれること

塩焼きの焼き時間を教えてください。

魚焼き網なら中火で片面7分、返して5分が目安です。フライパンなら中火で片面6分、返して4分。背骨のそばまで白くなって、身がほろりと離れれば焼き上がりです。

冷凍したものはどう使いますか。

解凍せず、凍ったまま弱めの中火で焼いてください。時間は生のものより3分ほど長めに見ます。から揚げや甘露煮にすると、身の水っぽさが気になりません。

小さいものと大きいもの、どちらがよいですか。

15cmほどまでの小ぶりなものは骨までやわらかく、から揚げや甘露煮に向きます。20cmを超えるものは身が厚いので、塩焼きにして身を味わうのが向いています。