東京の油そば|旅先の味と家での楽しみ方
東京の油そばについてまとめました。どんな麺料理か、味の特徴、店での食べ方の順番、それから家で近づける工夫まで、店先の目線でお話しします。
店先のやりとり
常連さん
混ぜるだけでおいしくなりますか。
店主
底からしっかり混ぜてください。二十回ほど混ぜると、たれが麺に行き渡りますよ。
店主のひとこと湯切りをしっかり。水が残ると味がぼけます。
どんな味か
東京の油そばは、汁のないラーメンです。丼の底にたれと油を入れ、ゆでた麺を混ぜていただきます。学生の多い町から広まったと伝えられています。
特徴
- 汁がないので、麺そのものの味と歯ごたえがはっきり出ます。
- 太めの麺が多く、たれがよくからみます。
- 卓に酢とラー油が置かれ、途中で味を変えられるようになっています。
食べ方・楽しみ方
- 出てきたらまず、底からしっかり20回ほど混ぜます。ここで味が決まります。
- 半分ほど食べたら、酢とラー油を少し。後半が軽くなります。
- 熱いうちにいただきます。冷めると油が固まって重く感じます。
家で楽しむなら
家で近づけるなら、しょうゆ大さじ1、ごま油小さじ2、酢小さじ1を丼に入れて、ゆでた中華麺を熱いうちに混ぜるだけです。湯切りをしっかりするのが勘どころですよ。中華麺、味付け卵、刻みねぎの三つをそろえてみてください。
由来
汁のない麺として学生の多い町の店で出され、安くて腹にたまることから広まったとされます。今では専門に出す店が各地にあります。
よく聞かれること
ラーメンと何が違いますか。
汁の有無が一番の違いです。油そばは丼の底のたれを麺にからめていただきます。汁を飲まない分、塩分の取り方は少し変わります。
味変は何を足しますか。
酢とラー油が基本です。こしょうやおろしにんにくを置く店もあります。半分食べてから少しずつ足すと、二通りの味を楽しめます。
家で作るときの麺は。
中華の太麺が合います。生麺なら表示どおりにゆで、湯をしっかり切ってください。水が残ると、たれが薄まって味が決まりません。