鍋焼きラーメン|旅先の味と家での楽しみ方
鍋焼きラーメンは、土鍋のまま煮立てて出す高知県須崎市のご当地麺です。どんな料理か、特徴と食べ方、家で近づけるこつまでまとめました。
店先のやりとり
常連さん
土鍋がないと作れませんか。
店主
小さい片手鍋でも作れますよ。器を先に湯で温めておけば、熱さは近づきます。
店主のひとこと熱いまま出す。それがこの一杯の値打ちです。
どんな味か
鍋焼きラーメンは、小さな土鍋やほうろくで煮立てたまま出すラーメンです。高知県の須崎市で親しまれてきた食べ方とされています。鶏がらのしょうゆ味に、ちくわやねぎ、生卵を落とすのが基本の形です。
特徴
- 土鍋ごと火にかけて出すので、最後まで熱いまま食べられます。
- スープは鶏がらのしょうゆ味で、澄んだ見た目に反してこくがあります。
- 麺は細めのかために仕上げます。煮立てても伸びにくいようにという工夫です。
食べ方・楽しみ方
- 鍋が熱いので、取り皿に少しずつ移しながら食べると食べやすいです。
- 卵は煮立ったスープの中でしっかり火を通してから、麺にからめていただきます。
- 白いご飯を頼んで、残ったスープに入れる食べ方も親しまれています。
家で楽しむなら
家で作るなら、一人用の土鍋があれば近づきます。鶏がらスープに薄口しょうゆを合わせ、麺はかためにゆでて鍋で1分だけ煮てください。ちくわ、ねぎ、卵を入れて、卵は中心まで火を通してから食べます。関連する料理は、ちくわ入りの煮麺、鶏がらの塩ラーメン、卵とじうどんです。
由来
戦後に土鍋で出す形が生まれ、出前をしても冷めないという理由で広まったと伝えられています。町ぐるみで名物として紹介されるようになったのは、ここ数十年のことです。
よく聞かれること
麺はどれを使いますか。
細めのちぢれていない麺が向きます。鍋の中でさらに煮るので、袋の表示より30秒短めにゆでてから移してください。
卵は半熟で食べますか。
うちでは中心まで火を通してからすすめています。煮立ったスープに落として2分ほど、白身も黄身も固まってからいただくと安心です。
具は何を入れますか。
ちくわ、長ねぎ、卵が基本です。ここに鶏肉やもやしを足しても合います。どれも鍋の中で火が通るものを選んでください。