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伊勢うどん|旅先の味と家での楽しみ方

伊勢うどんは、三重県伊勢市とその周辺で親しまれてきた太いうどんです。濃いたれをからめて食べる形と、やわらかい麺の特徴、家で近づけるやり方までまとめました。

更新日 2026-09-13

店先のやりとり

常連さん

こしがないうどんなんですか。

店主

ええ、そういう作りですよ。かむとほろりとほどける口当たりで、こしを競うものとは別の食べ物と思ってください。

店主のひとことまず混ぜる。これをしないと味が片寄ります。

どんな味か

伊勢うどんは、三重県伊勢市を中心に食べられてきたうどんです。つゆに浸すのではなく、黒くて濃いたれを少量からめて食べます。麺は太く、長くゆでてやわらかく仕上げるのが特徴です。

特徴

  • 麺は直径1cmほどと太く、こしを強く出さずやわらかく仕上げます。
  • たれはたまりしょうゆを使った濃い色で、量は少なく、麺にからめて食べます。
  • 薬味は刻んだねぎだけという簡素な形が基本です。

食べ方・楽しみ方

  • 出てきたらまず下からよく混ぜ、たれを麺全体にからめます。
  • たれは見た目ほど塩辛くありません。まず一口食べてから足りなければ足します。
  • 生卵や天ぷらをのせる店もあります。麺がやわらかいので、早めに食べきるほうが向きます。

家で楽しむなら

家で近づけるなら、太めのうどんを表示より3〜4分長くゆでてやわらかくするところから始めます。たれはたまりしょうゆ大さじ1、みりん大さじ1、だし大さじ2を煮立てて冷ませば目安の味になります。合わせやすいのは、かき揚げ、温泉卵、刻みねぎの三つです。

由来

参拝で訪れる人に早く出せるよう、あらかじめ長くゆでた麺を用意した形が残ったと伝えられています。うどんの太さとたれの濃さは、その出し方に合ったものとして受け継がれてきました。

よく聞かれること

たれは飲むものですか。

飲むためのつゆではありません。麺にからめる量だけを入れるのが基本です。器の底に少し残る程度が目安になります。

家のうどんでも作れますか。

作れます。太めの冷凍うどんや乾麺を表示より長めにゆでるとやわらかくなります。細い麺だと切れやすいので太めを選んでください。

どんな料理と合わせますか。

味が濃いので、副菜はさっぱりしたものが合います。おひたしや酢の物、温泉卵をのせて混ぜるのもよく合います。