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ひもかわうどん|旅先の味と家での楽しみ方

ひもかわうどんは、帯のように幅の広い平打ちのうどんです。群馬県の桐生あたりで親しまれてきた麺で、幅が10センチ近いものもあります。つゆのからみ方と食べ方、家での楽しみ方をご案内します。

更新日 2026-09-13

店先のやりとり

常連さん

普通のうどんと、どこが違うのですか

店主

幅が広くて薄い分、つゆがよくからみます。のどごしより、もちもちした口当たりを楽しむ麺ですよ。

店主のひとこと薄いので、ゆで過ぎに気をつけてください。表示より30秒早めで十分です。

どんな味か

ひもかわうどんは、極端に幅の広い平打ちうどんのことです。群馬県の桐生周辺で古くから食べられてきました。厚みは薄く、幅は2センチほどのものから10センチを超えるものまであり、店によって形がずいぶん違います。

特徴

  • 幅が広く厚みが薄いので、つゆがよくからみます。同じつゆでも、丸い麺より味が濃く感じられます。
  • のどごしよりも、口に入れたときのやわらかさと、噛んだときのもちもちした感じが持ち味です。
  • ゆで時間が短くて済みます。薄い分だけ火が早く通りますので、家でも扱いやすい麺です。

食べ方・楽しみ方

  • 温かいつゆで食べるのが定番です。きのこや鶏肉、油揚げを入れた汁に、ゆでた麺を後から入れます。
  • 夏はざるで冷たくしていただきます。幅が広いので、少量でも食べごたえが出ます。
  • 麺が長く広いので、箸で一枚ずつ持ち上げます。急いですすると汁がはねますので、ゆっくりが向いています。

家で楽しむなら

乾麺や生麺が手に入りますので、家でも作れます。ゆで時間は表示より30秒早めに上げて、つゆの中で仕上げると、くっつかずに食べられます。きのこ汁のひもかわ、鶏肉と長ねぎの温かい一杯、夏はごまだれのつけ麺あたりが作りやすい形です。

由来

織物の町として栄えた地域で、粉物の食文化とともに広まったとされています。幅の広い形は、ゆで上がりが早く手早く出せることから定着したと言われています。

よく聞かれること

家で作るとき、何で代用できますか

幅広の乾麺がなければ、うどんの生地を薄くのばして幅3センチに切れば近づきます。ゆで時間は3分ほどで様子を見てください。

麺どうしがくっついてしまいます

ゆでたら一度水で洗い、ぬめりを落としてください。温かい汁で食べるときは、その後つゆで温め直すとほぐれます。

具は何を合わせるといいですか

きのこ、鶏肉、油揚げ、長ねぎが合います。鶏肉を使うときは中心まで火を通し、色が完全に変わってから麺を入れてください。