富士宮焼きそば|旅先の味と家での楽しみ方
富士宮焼きそばは、静岡県富士宮市で食べられてきた焼きそばです。こしの強い蒸し麺と、削り粉をふる仕上げが持ち味です。特徴と食べ方、家で近づける手順をまとめました。
店先のやりとり
常連さん
家の焼きそばと、そんなに違うものですか。
店主
麺が別物ですよ。蒸して冷やしてある分、かんだときに弾みます。太めの蒸し麺を探してみてください。
店主のひとこと麺は水でほぐさない。こしはそこで決まります。
どんな味か
富士宮焼きそばは、静岡県富士宮市で親しまれてきた焼きそばです。麺を蒸してから冷やす作り方のため、炒めても形がくずれず、かむと弾む歯ごたえが残ります。
特徴
- 麺のこしが強く、炒めても切れにくいのが一番の特徴です。
- 豚の背あぶらから出るかすを使い、こくを出します。
- 仕上げにいわしなどの削り粉をふります。香りが立ちます。
食べ方・楽しみ方
- 熱いうちに食べます。削り粉は食べる直前にふると香りが残ります。
- ソースは濃いめ、キャベツは大きめに切って歯ごたえを残します。
- 好みで青のりや紅しょうがを添えます。酸味が味を引き締めます。
家で楽しむなら
{'text': '家では、袋の表示に蒸し麺と書かれた太めの麺を選ぶと近づきます。麺は水でほぐさず、少量の水を振って強火で炒めると、こしが残ります。', 'dishes': ['焼きそば', 'お好み焼き', 'キャベツの炒めもの']}
由来
この土地では戦後に地元の製麺所が蒸し麺を作り、店や家庭に広まったと伝えられています。あぶらかすや削り粉を使う形も、その時期に定着したと言われます。
よく聞かれること
削り粉が手に入りません。
細かい削り節をすり鉢で粉にすれば近づきます。かつお節でも構いませんが、いわしのほうが香りが強く出ます。
あぶらかすの代わりになるものはありますか。
豚バラ肉を細かく切って先に炒め、出た脂で麺を炒めると近い感じになります。こくの出方はおだやかになります。