294二九四とうふ店町の豆腐屋が書く、毎日のごはん帖
文字

ホーム下ごしらえ › 焼き魚のレンジ調理

焼き魚のレンジ調理のやり方|手順と失敗しないコツ

焼き魚のレンジ調理は、グリルを出さずに切り身を温める方法です。包み方、時間の目安、においと水けの抑え方をまとめました。片付けが楽なので、平日の夜に向きますよ。

かかる時間 8分

更新日 2026-09-13

店先のやりとり

常連さん

レンジだと、においが残りませんか。

店主

塩をふって出た水けをふけば、ずいぶん抑えられますよ。酒を少しふるのも効きます。

店主のひとことうちでは加熱のあと二分待ちます。ここが肝心です。

なぜ・いつ

グリルを洗う手間がなく、火加減を見ていなくてすみます。一切れ二切れだけ焼きたいとき、帰りが遅くなった日の夕飯に向いています。

用意するもの:電子レンジ、耐熱皿、クッキングシート、ラップ

手順

  1. 先に切り身に塩をふり、10分おいて出てきた水けをふき取ります。この水けが、においのもとです。必ずふいてください。
  2. 耐熱皿にクッキングシートを敷き、皮を下にして切り身を置きます。皮が皿にくっつくのを防げます。洗い物も楽になります。
  3. 酒を小さじ1ふり、ラップをふんわりかけます。ぴったり閉じないでください。すき間があると蒸気が抜けて、身がべたつきません。
  4. 600Wで一切れ2分加熱します。二切れなら3分30秒が目安です。まとめて入れすぎると、加熱むらが出ます。
  5. 取り出して2分おき、余熱で中心まで火を通します。すぐ開けずに待つ。ここで中まで温まります。
  6. 身の中心を箸で割り、透き通ったところがないか確かめます。魚は中心まで火を通してください。生っぽければ30秒ずつ足します。
  7. 焼き色をつけたければ、天板に移して200度で3分だけ焼きます。火は通っているので、色をつけるだけで十分です。

よくある失敗

  • 塩をふったあとの水けをふかず、生ぐささが残ってしまう。
  • ラップをぴったり閉じて、身が水っぽく蒸し上がってしまう。
  • 加熱後すぐ取り出して、中心が冷たいまま食卓に出してしまう。

こんな料理・場面で

  • ご飯と汁物を合わせた一汁一菜
  • ほぐして混ぜご飯やおにぎりの具にする
  • お茶漬けにのせる
  • お弁当のおかずにする

よく聞かれること

どの魚でもできますか。

鮭、さば、ぶり、たら、ほっけの切り身ならどれもできます。厚みが2cmを超えるものは、時間を30秒ずつ足してください。干物も同じやり方で温まります。

ワット数が違うときはどうしますか。

600Wで一切れ2分が目安です。500Wなら2分30秒、700Wなら1分40秒から試してください。足りなければ30秒ずつ足すほうが失敗しません。

冷凍の切り身でも大丈夫ですか。

解凍してからのほうが均一に火が通ります。急ぐときは、解凍の機能で3分ほど戻してから、同じ手順で加熱してください。中心の色は必ず確かめます。