玉ねぎのスライスのやり方|手順と失敗しないコツ
玉ねぎのスライスは、切る向きと水のさらし方で辛みの残り方が変わります。繊維の向き、薄さの目安、辛みを抜く時間、それから切ったあとの保存までをまとめました。
かかる時間 15分
店先のやりとり
常連さん
玉ねぎの薄切りが辛くて、家族が食べません。
店主
水にさらすより、広げて十五分置いてみてください。甘みが残ったまま辛みだけ抜けますよ。
店主のひとこと水にさらすより、広げて風に当てる。これが一番です。
なぜ・いつ
生でいただくときに辛みが強いと、それだけで食べにくくなります。切る向きと置く時間を変えるだけで、同じ玉ねぎがずいぶん穏やかになりますよ。
用意するもの:よく切れる包丁、まな板、ボウル、ざる
手順
- 先に包丁を研ぐか、切れるものに持ち替えます。切れない刃だと辛みが強く出ます。細胞をつぶすほど辛み成分が出ます。すっと切れる刃が一番のこつです。
- 玉ねぎの上下を落として皮をむき、縦半分に切ります。切り口を下にして置きます。平らな面を作れば転がりません。けがを防ぐ基本です。
- 繊維を断つ向きに、端から一ミリから二ミリの厚さで切っていきます。繊維を断つと辛みは出やすいですが、口当たりはやわらかくなります。
- ボウルに広げて十五分ほど空気にさらします。水にさらすより甘みが残ります。重ねず広げるのがこつ。重なった部分は辛みが残ります。
- 急ぐときは氷水に三分。取り出して、ふきんでしっかり水気をしぼります。水気が残るとドレッシングが薄まり、日もちも短くなります。
よくある失敗
- 長く水にさらしすぎて、甘みまで流れてしまう。三分から五分で十分です。
- 重ねたまま置いておき、内側だけ辛みが残る。広げて空気に当ててください。
- 厚く切りすぎて、辛みと歯ごたえだけが立つ。一ミリから二ミリを目安にします。
こんな料理・場面で
- 冷ややっこの薬味にのせる
- かつお節としょうゆのサラダにする
- 酢と油で和えてマリネにする
- みそ汁や炒め物にそのまま使う
よく聞かれること
繊維に沿うのと断つの、どちらがよいですか。
生でいただくなら断つ向き、炒め物で形を残したいなら沿う向きが目安です。断つと口当たりがやわらかく、沿うと歯ごたえが残ります。
切ると目にしみます。
冷蔵庫で三十分冷やしてから切ると和らぎます。よく切れる包丁を使い、換気扇を回しておくのも効きます。刻む時間を短くするのが一番です。
切ったものは保存できますか。
水気をしぼって入れ物に入れ、冷蔵で二日が目安です。においが移りやすいので、ふたのできる入れ物に入れてください。