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干し芋のやり方|手順と失敗しないコツ

干し芋の作り方です。さつまいもを蒸して切り、干すだけの手順をまとめました。いもの選び方、干す日数の目安、白い粉のこと、しまい方まで店先で話す調子で書いています。

かかる時間 90分

更新日 2026-09-13

店先のやりとり

常連さん

白い粉が出ますが、かびですか。

店主

多くは糖の粉ですよ。白くふわっと広がって匂いが変なら、それはかびです。捨ててください。

店主のひとこと三日晴れる日を選ぶのが、半分の仕事ですよ。

なぜ・いつ

さつまいもが安い時期に、まとめて日持ちさせる方法です。冬の乾いた風のある日が向いています。

用意するもの:蒸し器または鍋と蒸し板、平ざるまたは網、包丁とまな板、干し網(あれば)

手順

  1. 先に天気を確かめ、晴れて風のある日を三日ほど見込んでおきます。湿った日に干すとかびます。
  2. いもを洗い、蒸し器で50〜70分、竹串がすっと通るまで蒸します。低めの温度でゆっくり蒸すと甘みが出ます。
  3. 熱いうちに皮をむき、粗熱を取ります。冷めると皮が身についてむきにくくなります。
  4. 繊維に沿って1cm厚さに切ります。厚さをそろえると乾き方がそろいます。
  5. 重ならないようにざるに並べ、風通しのよい日なたに干します。地面から離すと湿気を拾いません。
  6. 昼は外、夜は室内に取り込み、三日から一週間干します。夜露に当てると味が落ちます。
  7. 表面が乾き、押して弾力が残る頃が食べごろです。干しすぎると硬くなります。

よくある失敗

  • 厚く切りすぎて中まで乾かず、傷んでしまう。
  • 夜も外に出したままにして、湿気を吸わせてしまう。
  • 蒸しが足りず、甘みが出ないまま干してしまう。

こんな料理・場面で

  • そのままおやつに
  • 軽く焼いて温かく
  • 刻んでヨーグルトに
  • 煮物や炊き込みご飯に少し

よく聞かれること

どのいもが向きますか。

粘りのある品種が向きます。表面に傷が少なく、ずっしり重いものを選んでください。掘りたてより、少し置いたほうが甘くなります。

保存はどうしますか。

乾いた後、袋に入れて冷蔵で1か月が目安です。長く置くなら小分けにして冷凍し、3か月ほどで使い切ってください。

オーブンでもできますか。

できます。100度前後で2〜3時間、途中で返しながら乾かします。天日ほどの風味は出ませんが、天気に左右されないのが利点です。