鍋で炊飯のやり方|手順と失敗しないコツ
鍋で炊飯すると、炊飯器がなくてもご飯が炊けます。厚手の鍋があれば十分ですよ。ここでは水加減と火加減、蒸らしの時間を、失敗しやすい点と一緒にまとめました。
かかる時間 50分
店先のやりとり
常連さん
芯が残ってしまいます。
店主
吸水が足りていないのだと思いますよ。とぎ終わってから30分、そのまま置いてみてください。
店主のひとこと蓋は開けない。音とにおいで中を見ます。
なぜ・いつ
炊飯器がなくても、厚手の鍋と蓋があればご飯は炊けます。少しだけ炊きたいときや、炊飯器がふさがっているときにも役に立ちますよ。
用意するもの:厚手の鍋(蓋がぴたりと合うもの)、ざるとボウル、計量カップ、しゃもじ
手順
- 先に米2合をとぎ、ざるに上げて30分おきます。ここで水を吸わせます。吸水を省くと、中心に芯が残ります。
- 鍋に米と水400mlを入れます。新米のときは水を20ml減らします。米に対して水は1.1倍ほどが目安です。
- 蓋をして中火にかけ、沸くまで7分ほど待ちます。吹いたら弱火にします。強火で一気に沸かすと、下だけ焦げます。
- 弱火で12分炊きます。途中で蓋は開けません。蒸気が逃げると、上の米が固く残ります。
- 火を止めて10分蒸らし、蓋を取って底から切るように混ぜます。蒸らしで水分が全体に回ります。
- おこげが欲しいときは、蒸らす前に強火で20秒だけかけます。20秒を超えると焦げが苦くなります。
よくある失敗
- 吸水を省いて、中心に芯が残る。30分は置いてください。
- 途中で蓋を開けて、蒸気を逃がしてしまう。音とにおいで判断します。
- 蒸らさずにすぐ混ぜて、べたつく。10分待つと粒が立ちます。
こんな料理・場面で
- 炊飯器がふさがっているときの追加の一釜
- 土鍋で炊きたてを食卓に出したいとき
- 少量だけ炊きたいとき
- 停電や道具の少ない場所での食事の支度
よく聞かれること
何合まで炊けますか。
鍋の深さによりますが、鍋の高さの三分の一までが目安です。それ以上入れると吹きこぼれます。二合なら直径20センチほどの鍋が使いやすいです。
土鍋でもできますか。
できます。土鍋は熱が回りやすいので、沸いてからの弱火を10分に縮めて、蒸らしを長めに12分とってください。
吹きこぼれてしまいます。
沸いたらすぐ弱火に落としてください。沸く手前で蓋を少しずらすか、水の量を20ml減らすと収まります。