土鍋ご飯の作り方|材料・手順・店主のコツ
土鍋ご飯は、土鍋で炊いておこげまで楽しむご飯ですよ。ここでは二合分の土鍋ご飯の炊き方を、浸水から火加減、蒸らしの時間まで順にご紹介します。
調理時間の目安 45分分量 2人分難しさ ふつう
店先のやりとり
常連さん
ふたを開けて確かめてもいいですか。
店主
開けないでください。蒸気が逃げると、炊き上がりがべたつきます。音とにおいで判断してくださいね。
店主のひとことふたは開けない。音を聞いて待ってください。
材料(2人分)
| 米 研いで三十分浸水させます | 2合(300g) |
|---|---|
| 水 米の重さの一・二倍が目安 | 360ml |
| 昆布 入れなくても炊けます | 5cm角1枚 |
| 塩 入れると甘みが立ちます | ひとつまみ |
| 酒 ふっくら炊き上がります。省いても構いません | 大さじ1 |
| 土鍋 ご飯用のものが向きます | 三合炊きサイズ1個 |
作り方
- 先に米を研いで三十分浸水させ、ざるに上げて十分水をきっておきます。浸水を省くと、芯が残ります。
- 土鍋に米と水、昆布、塩を入れてふたをします。三十分そのまま置きます。鍋の中でもう一度水を含ませます。
- 中火にかけ、沸くまで待ちます。ふたの穴から蒸気が強く出たら合図です。十分前後が目安。強火にしないでください。
- 弱火に落として十二分炊きます。ふたは開けないでください。音が静かになったら、水が引いた合図です。
- 最後に十秒だけ強火にして火を止めます。おこげがつきます。やりすぎると焦げます。十秒まで。
- そのまま十五分蒸らし、底から切るように混ぜて出来上がりです。蒸らしの間にふたを開けないのが要です。
店主のコツ
- 買い物:ご飯用の土鍋は厚みがあって、ふたが重いものが向きます。三合炊きだと二合がちょうどよく炊けます。
- 火加減:中火で沸かして弱火十二分、最後に強火十秒。この三段だけ覚えてください。
- 味の調整:塩をひとつまみ入れると、米の甘みが立ちます。入れすぎないでください。
しまうとき・作り置き
| 冷蔵 | 冷めたら容器に移して冷蔵で二日が目安です。土鍋のまま置くと傷みます。 |
|---|---|
| 冷凍 | 一食分ずつ包んで冷凍で一か月ほど。温かいうちに包むとふっくら戻ります。 |
| 温め直し | 電子レンジ六百Wで二分。凍ったままなら四分が目安です。 |
味を変えてみる
- だし汁で炊くと、それだけで味のついたご飯になります。
- さつまいもを一cm角にして加えると、季節のご飯になりますよ。
- 炊き上がりにバターを一かけ落とすと、香りが変わります。
よく聞かれること
おこげがうまくできません。
火を止める直前に強火で十秒。これだけです。長くすると焦げ臭くなります。土鍋が薄い場合は、五秒で様子を見てください。
芯が残ってしまいます。
浸水が足りないことがほとんどです。三十分は必ず取ってください。冬は水が冷たいので、四十分に延ばすと安心ですよ。
吹きこぼれます。
水が多いか、火が強すぎます。米の重さの一・二倍を守り、中火で沸かしてください。土鍋の八分目を超えないようにするのも大事です。