黒にんにくのやり方|手順と失敗しないコツ
黒にんにくの作り方をまとめました。炊飯器の保温で二週間ほど置くだけですが、匂いが強く出ます。仕込みは二十分ほど。置き場所と換気の段取りを先に決めておくと、途中で困りませんよ。
かかる時間 20分
店先のやりとり
常連さん
どのくらい日持ちしますか。
店主
乾かしてから冷蔵で二か月ほど、冷凍なら半年が目安です。一かけずつ包んでおくと使いやすいですよ。
店主のひとこと匂いは思ったより強いです。置き場所を先に決めてください。
なぜ・いつ
生のにんにくを低い温度で長く置くと、色が黒く変わって甘みが出ます。仕込みは二十分ほどですが、そのあと保温で二週間ほど置く必要があります。
用意するもの:保温のできる炊飯器、キッチンペーパー、アルミホイル、換気できる場所
手順
- 先に置き場所を決めます。二週間ふさがるので、使わない炊飯器を用意します。毎日使う炊飯器だと、途中で困ることになります。
- にんにくは皮つきのまま、外側の汚れた薄皮だけを取ります。洗いません。水気があるとカビの原因になります。乾いたまま使います。
- 内釜の底にキッチンペーパーを敷き、にんにくを重ならないように並べます。ペーパーが余分な水分を吸い、底がぬれるのを防ぎます。
- 上からもペーパーをかぶせ、ふたをして保温に入れます。全体を覆うと、乾きすぎと水滴の落下を同時に防げます。
- 換気のできる場所に置き、十二日から十四日そのままにします。匂いが強いので、台所の窓際か屋外の軒下が向きます。
- 三日目と七日目に上下を入れ替え、ぬれたペーパーは取り替えます。位置を替えると、色と乾き方が均一になります。
- 全体が黒くなり、指で押してやわらかければ完成です。一日陰干しします。最後に乾かすと、べたつかず保存しやすくなります。
よくある失敗
- 洗ってから入れてしまい、水気でカビが出る。
- 室内の閉めきった場所に置き、匂いが家中に残る。
- 途中でふたを何度も開け、温度が下がって仕上がりが遅れる。
こんな料理・場面で
- そのまま一かけ食べる
- 刻んでドレッシングに混ぜる
- カレーや煮込みの隠し味
- 肉料理のソースに練り込む
よく聞かれること
電気代はどれくらいかかりますか。
炊飯器の保温を二週間続けます。機種によりますが、一日あたり十円台から二十円台が目安です。取扱説明書で連続保温の可否を必ず確認してください。
途中で失敗する原因は何ですか。
水気とふたの開けすぎが大半です。洗わずに入れること、確認は三日おきにとどめること。白いカビが出たものは食べずに処分してください。
どんな味になりますか。
生の辛みが消えて、甘みと酸味のある味になります。食感は乾いた果物に近く、そのまま一かけずつ食べられます。効能を期待するものではなく、食材として楽しんでください。