ドライフルーツのやり方|手順と失敗しないコツ
ドライフルーツの作り方を、家のオーブンと天日の二通りで説明します。りんごやバナナ、柑橘の皮など、手に入りやすい果物での目安時間をまとめました。
かかる時間 180分
店先のやりとり
常連さん
オーブンがなくてもできますか。
店主
できますよ。平ざるに並べて晴れた日に二日から四日。夜は必ず家の中に取り込んでくださいね。
店主のひとことうちでは柑橘の皮から始めるのをすすめています。
なぜ・いつ
旬に安く買った果物を、日もちする形に変えておくためです。少し甘みが濃くなるので、そのままでもお菓子の材料としても使えます。
用意するもの:オーブンと天板、クッキングシート、平ざるまたは網(天日で干す場合)、よく切れる包丁かスライサー、保存用の密閉袋か瓶
手順
- 先に果物を洗って水気を完全にふきます。水が残ると乾きにムラが出ます。布巾で押さえるようにふくと傷みません。
- 厚さ3〜5mmにそろえて切ります。皮は好みで残して構いません。厚みがそろうと乾く時間もそろいます。
- 変色しやすいりんごやバナナは、水200mlにレモン汁小さじ1を溶いて3分ひたします。色が茶色くなるのを抑えられます。
- 天板に重ならないように並べ、100度のオーブンで90分焼きます。天板の手前と奥で乾き方が違います。
- 一度取り出して裏返し、さらに60〜90分。触ってべたつかなければ出来上がりです。厚いものは追加で30分ずつ見ます。
- 天日なら風通しのよい場所に平ざるで並べ、晴れた日に2〜4日。夜は室内に取り込みます。湿気の戻りが一番の敵です。
- 完全に冷ましてから密閉袋に入れます。乾燥剤があれば一緒に入れます。熱いまま袋に入れると水滴が出ます。
よくある失敗
- 厚く切りすぎて、中心だけ生っぽく残ってしまう。3〜5mmを守ってください。
- 温度を上げて早く仕上げようとして、表面だけ焦げる。100度前後が目安です。
- 冷めきる前に袋へ入れて、内側に水滴がつきカビの原因になる。
こんな料理・場面で
- ヨーグルトやグラノーラに混ぜる
- パウンドケーキやスコーンの生地に入れる
- 刻んでクリームチーズと合わせ、パンにのせる
- 紅茶やお湯にひたして、やわらかく戻して食べる
よく聞かれること
どのくらい日もちしますか。
しっかり乾いたものを密閉して常温で2〜3週間、冷蔵なら1〜2か月が目安です。少しでもべたつきが残る場合は、冷蔵に入れて早めに食べてください。
どの果物が向いていますか。
りんご、バナナ、柿、いちじく、柑橘の皮あたりが作りやすいです。水分の多いいちごやすいかは時間がかかるので、慣れてからのほうが失敗しませんよ。
砂糖をまぶしたほうがよいですか。
なくても作れます。甘みを足したいときは、切ったあとに砂糖を薄くふって10分置き、出てきた水気をふいてから乾かしてください。