レギュラーコーヒー|種類と家での楽しみ方
レギュラーコーヒーは、焙煎した豆を挽いて湯で抽出する、いちばん基本のコーヒーです。豆の選び方と、家で淹れるときの湯の温度と分量の目安をまとめました。
店先のやりとり
常連さん
インスタントと何が違うんですか。
店主
挽いた豆から直に淹れるものです。手間はかかりますが、香りがまるで違いますよ。
店主のひとこと挽いてから一週間。香りはそこまでが勝負です。
どんな飲みものか
焙煎したコーヒー豆を挽き、湯を通して抽出した飲み物です。湯を注ぐだけで溶ける粉のものとは違い、粉が残るためこし器や器具を使って濾します。
種類
- 浅いりの豆。酸味が前に出て、香りが軽く感じられます。
- 中いりの豆。酸味と苦みのつり合いが取れ、毎日向きです。
- 深いりの豆。苦みとこくが強く、牛乳と合わせやすくなります。
- 豆のまま売られているもの。挽きたてを使えます。
- 挽いた粉で売られているもの。手軽ですが香りが抜けやすいです。
- 一杯ずつ袋に入ったもの。旅先や職場に向きます。
- 水出し用の粗びき。時間はかかりますが、まろやかに出ます。
- カフェインを減らしたもの。夜に飲みたいときに使われます。
家での作り方・淹れ方
- 先に湯を沸かし、器とこし器に湯を通して温めておきます。器が冷たいと、注いだ端から温度が落ちます。
- 一杯分は粉10gに湯150mlが目安です。中びきを使います。はかりがあると味が安定します。大さじ2杯強が目安です。
- 湯を沸かしてから1分置き、90度前後に落とします。沸きたてを注ぐと苦みが強く出てしまいます。
- 粉全体が湿る程度に湯を注ぎ、30秒待って蒸らします。ここで粉が膨らめば、豆が新しい証です。
- 中心から外へ細く円を描くように、三回に分けて注ぎます。縁に直接かけると、湯が粉を通らず落ちます。
- 落ちきる前にこし器を外し、全体を軽く混ぜてから注ぎます。最後まで落とすと、雑味が混ざります。
合わせるもの・コツ
合う食べ物
- トーストとバター
- チーズケーキ
- あんこの菓子
- ナッツ
コツ
- 豆のまま買い、飲む直前に挽くのがいちばん香ります。
- 挽いた粉は密閉して冷凍庫へ。二週間を目安に使いきります。
- 薄いと感じたら粉を増やします。湯を減らすより素直です。
よく聞かれること
湯の温度はどのくらいですか。
90度前後が目安です。沸かしてから1分置くとちょうどよくなります。浅いりの豆は少し高め、深いりの豆は少し低めにすると、それぞれの持ち味が出やすくなります。
豆はどのくらい持ちますか。
焙煎から二週間ほどが目安です。挽いてしまうと一週間で香りが落ちます。買うときに焙煎した日を聞いて、二週間で使いきる量だけ買うのが結局はいちばんです。
粉の粗さはどう選びますか。
こし器で淹れるなら中びき、金属のこし器なら中粗びき、水出しなら粗びきが目安です。細かすぎると苦みが出て、粗すぎると薄くなります。迷ったら中びきで結構です。