黒豆茶|種類と家での楽しみ方
黒豆茶は、炒った黒大豆を湯で出して飲む香ばしいお茶です。どんな飲みものか、種類、家での作り方、合う食べもの、こつまで、店先で話す調子でまとめました。
店先のやりとり
常連さん
夜に飲んでも大丈夫なお茶かい。
店主
茶葉を使いませんから、カフェインは入っていませんよ。うちでも夕食のあとに出しています。香ばしくて温まります。
店主のひとこと使う分だけ炒る。香りがまるで違いますよ。
どんな飲みものか
黒い皮の大豆を炒って、湯を注いで香りと色を出した飲みものです。茶葉を使わないのでカフェインを含まず、夕方から夜にかけても飲みやすいのが持ち味ですよ。
種類
- 炒った豆をそのまま使うもの
- 細かく挽いた粉のもの
- 袋に入った出しやすいもの
- 皮だけを使った色の濃いもの
- 麦茶と合わせたもの
- 煎茶と合わせたもの
家での作り方・淹れ方
- 先に豆をフライパンに広げ、中火弱で八分、時々ゆすりながら炒ります。皮がはじけて香ばしいにおいが立ったら火を止めます。焦がすと苦みが出ます。
- 急須か鍋に、炒った豆大さじ2と湯500mlを入れます。豆はつぶさずそのままで。色は三分ほどで出てきます。
- ふたをして五分置き、色が出たら茶こしを通して注ぎます。長く置くほど濃くなりますが、渋みも出ます。五分を目安にしてください。
- 二煎目は湯を注いで七分置きます。一煎目より薄いので、少し長めに出します。二煎で終わりにするのが、香りの残っているうちです。
- 残った豆は捨てずに、塩を少々ふって食べるか、煮物に加えます。やわらかくなっているので、そのまま食べられます。
合わせるもの・コツ
合う食べ物
- 焼き菓子
- おはぎ
- せんべい
- 冷ややっこ
- おにぎり
- 干し柿
コツ
- 炒りたてがいちばん香ります。使う分だけ炒るのが、うちのやり方です。
- 冷やして飲むなら、濃いめに出して氷で薄める。あとから水を足すと香りが抜けます。
- 炒った豆は湿気を吸いやすいので、冷めてから密閉して二週間で使いきってください。
よく聞かれること
市販の炒った豆を使ってもいいですか。
使えます。その場合はフライパンで二分ほど温め直すと香りが戻りますよ。袋入りのものはそのまま湯を注ぐだけで手軽です。
煮出したほうがいいですか。
鍋で五分煮出すと色も味も濃く出ます。急須で出すより香ばしさがはっきりしますので、冷やして飲むときは煮出しが向きますよ。
出したあとの豆はどうしますか。
やわらかくなっているので食べられます。塩をひとつまみふってそのまま、あるいは煮物やごはんに混ぜても構いません。捨てるのはもったいないですよ。