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麹甘酒|種類と家での楽しみ方

麹甘酒は、米麹と米から作る、酒粕を使わない甘い飲み物です。種類の違い、家での作り方の手順、合う食べ物とこつまでまとめました。

更新日 2026-09-13

店先のやりとり

常連さん

酒粕の甘酒とは違うのですか。

店主

違います。麹甘酒は米麹の働きで甘くなる物で、酒粕は使いません。

店主のひとこと60度を守る。それだけで甘く仕上がります。

どんな飲みものか

麹甘酒は、米麹の働きで米のでんぷんが甘くなった飲み物です。砂糖を加えなくても甘みが出ます。先に温度計を用意してください。温度が高すぎると甘くならないので、ここだけは目分量にしないほうが確かですよ。

種類

  • 米と米麹で作る物。いちばん一般的な形です。
  • 米麹だけで作る物。甘みが強く、濃い仕上がりになります。
  • 玄米で作る物。香ばしさが残ります。
  • 炊飯器の保温を使って作る物。家庭でいちばん手軽です。
  • 市販の濃縮タイプ。水や湯で割って使います。
  • そのまま飲めるように薄めてある市販品。

家での作り方・淹れ方

  1. 先に炊飯器の内釜と温度計を用意します。その間に米1合をやわらかめに炊きます。かゆに近い炊き上がりのほうが、麹がよく働きます。
  2. 炊けたご飯に水400mlを加えて混ぜ、60度まで下がるのを待ちます。熱いまま麹を入れると甘くなりません。ここが一番の要点です。
  3. 60度になったら、ほぐした米麹200gを加えてよく混ぜます。だまが残らないよう、底から返すように混ぜてください。
  4. 炊飯器を保温にし、ふたを開けたままふきんをかけて6時間置きます。ふたを閉めると温度が上がりすぎます。ふきんで十分です。
  5. 2時間おきに混ぜ、55度から60度を保ちます。甘くなったら火を止めます。温度が下がりすぎると酸っぱくなります。時々確かめてください。
  6. 冷ましてから瓶に移します。飲むときは同量の水か湯で割ってください。そのままだと濃いので、割るのを前提に作っています。

合わせるもの・コツ

合う食べ物

  • 塩気のある漬物
  • 焼きおにぎり
  • きなこ餅
  • 塩ようかん

コツ

  • 温度は55度から60度を保ってください。高いと甘くならず、低いと酸っぱくなります。
  • しょうがのしぼり汁を数滴落とすと、後味がすっきりします。
  • 濃いまま冷凍しておけば、飲みたいときに割って使えます。製氷皿が便利です。

よく聞かれること

酒粕の甘酒とどう違いますか。

麹甘酒は米麹と米だけで作り、砂糖も酒粕も使いません。酒粕の甘酒は酒粕を湯で溶いて砂糖を加える形です。味も作り方も別物です。

保存はどれくらいできますか。

冷蔵で1週間が目安です。それより長く置くなら冷凍してください。小分けにして凍らせると、必要な分だけ取り出せます。

甘くならなかったのはなぜですか。

温度が高すぎたか、時間が短かったかのどちらかです。麹を入れるときに60度を超えていると甘みが出にくくなります。次は温度計で確かめてください。