濃いお茶|種類と家での楽しみ方
濃いお茶は、茶葉の量と待ち時間で決まります。どういうものか、種類の違い、家での淹れ方の手順、合う食べ物と続けるこつまでまとめました。
店先のやりとり
常連さん
濃くすると、どうしても渋くなります。
店主
湯をもう少し冷ましてみてください。茶葉は多いままで、渋みだけが落ち着きますよ。
店主のひとこと濃さは茶葉の量。待ち時間は伸ばしません。
どんな飲みものか
濃いお茶は、茶葉を多めに使って短く蒸らし、味と香りを強く出したお茶のことです。湯の温度を下げるほど渋みが抑えられ、濃くても飲みやすくなります。
種類
- 煎茶を濃く入れたもの。渋みと香りがはっきりします。
- 深蒸しの煎茶。色が濃く出て、味もしっかりします。
- 玉露。少ない湯で低い温度から出すと、濃くて甘い味になります。
- ほうじ茶を濃く入れたもの。渋みが少なく、食後に向きます。
- 抹茶を濃く点てたもの。とろりとした口当たりになります。
- 水出しで濃く出したもの。渋みが出にくく、冷たいまま飲めます。
家での作り方・淹れ方
- 先に急須と湯のみを湯で温め、その湯は捨てておきます。器が冷たいと、注いだとたんに温度が下がります。
- 茶葉を多めに入れます。2人分で8gが目安。普通の倍ほどになります。濃くするのは茶葉の量です。待ち時間ではありません。
- 湯を70度ほどに落とします。湯のみに二度移せば、それくらいになります。温度を下げると、濃くしても渋くなりにくいです。
- 湯を200ml注ぎ、40秒待ちます。急須は動かさないでください。長く待つと渋みだけが出ます。待ち時間は伸ばしません。
- 少しずつ回し注ぎ、最後の一滴まで出しきります。残すと二煎目が渋くなります。切らずに出しきってください。
合わせるもの・コツ
合う食べ物
- あんこの和菓子
- 干し柿
- せんべい
- 佃煮
コツ
- 渋いと感じたら、湯の温度を10度下げてください。茶葉を減らすより味が残ります。
- 空腹に濃いお茶は重く感じる方もいます。何か食べてからのほうが落ち着きます。
- 夜の眠りが気になる方は、夕方までにするか、ほうじ茶に替えてみてください。
よく聞かれること
茶葉はどれくらい使いますか。
2人分で8gが目安です。普通に入れるときの倍ほどになります。湯は200mlと少なめにして、40秒で出しきってください。
渋みを抑えるには。
湯の温度を下げるのが一番です。70度、それでも渋ければ60度まで。待ち時間を伸ばさないことと、最後まで出しきることも効きます。
水出しでも濃くできますか。
できます。茶葉10gに水500ml、冷蔵庫で6時間が目安です。渋みがほとんど出ませんので、濃くしても飲みやすくなります。