ジャスミンティー|種類と家での楽しみ方
ジャスミンティーは、茶葉に花の香りを移して作るお茶です。種類の違い、家での淹れ方の手順、合う食べ物、続けるためのこつまで、店先の目線でまとめました。
店先のやりとり
常連さん
淹れると渋くなってしまいます。
店主
湯が熱すぎるのかもしれません。沸いてから1分半置いて注いでみてください。
店主のひとこと急須を温める。香りはそこで決まります。
どんな飲みものか
ジャスミンティーは、緑茶などの茶葉に白い花の香りを移したお茶のことです。先に湯をわかして急須を温めておくと、香りがしっかり立ちますよ。
種類
- 葉のままのもの。香りがおだやかに続き、二煎目もおいしくいただけます。
- 丸めて玉にしたもの。湯の中で開いていき、香りが後から出てきます。
- 細かい茶葉の袋入り。忙しいときに向いていて、1分ほどで出ます。
- 緑茶に香りを移したもの。すっきりした飲み口で、食事に合わせやすいです。
- 白茶に香りを移したもの。甘い香りが立ち、湯を少しぬるめにします。
- 水出し用のもの。渋みが出にくく、夏の作り置きに向いています。
家での作り方・淹れ方
- 先に湯をわかし、急須と湯のみに湯を回して温めます。この湯は捨ててください。器が冷たいと香りが立ちません。ここだけは省かないでください。
- 茶葉は1人分3gが目安です。急須に入れて、茶葉の様子を見ておきます。玉になったものは、1人分で二、三粒あれば十分です。
- 湯は沸騰から少し置いて、85度くらいに落とします。1分半ほど待てば十分です。熱すぎると渋みが先に出て、花の香りが隠れてしまいます。
- 湯を注いで1分半待ちます。ふたをして、香りを逃がさないようにします。長く置くほど濃くなりますが、渋みも一緒に出てきます。
- 湯のみに少しずつ回し注ぎ、最後の一滴まで出しきります。残すと二煎目が渋くなります。切るところまで注いでください。
- 二煎目は湯を注いで30秒で出します。三煎目までは楽しめます。回を追うごとに短く。これだけで最後までおいしくいただけます。
合わせるもの・コツ
合う食べ物
- 点心や小籠包
- 油の多い中華の炒めもの
- 揚げ物の口直しに
- あっさりした和菓子
コツ
- 茶葉は袋の口を留めて、暗くて涼しい場所へ。香りが飛びますので、目安は2か月です。
- 夏は水出しにしてみてください。冷水に茶葉を入れて冷蔵庫で3時間、渋みが出ません。
- 濃いと感じたら湯を足します。茶葉を減らすより香りが残りますよ。
よく聞かれること
どんな食べ物に合いますか
油を使った料理によく合います。炒めものや揚げ物のあとに一口飲むと、口の中がすっきりします。甘さの強い菓子より、あっさりした和菓子が合わせやすいです。
夜に飲んでも大丈夫ですか
緑茶が元になっているものが多いので、気になる方は夕方までにしてください。感じ方には個人差があります。うちでは夜は薄めに淹れています。
水出しはどう作りますか
水1リットルに茶葉10gを入れ、冷蔵庫で3時間置いてから茶葉を取り出します。そのままにしておくと渋くなりますので、取り出すのを忘れないでください。