烏龍茶|種類と家での楽しみ方
烏龍茶は、茶葉を途中まで発酵させて作る半発酵のお茶です。種類による香りの違いと家での淹れ方、合う食べ物、保存の目安までをご案内します。
店先のやりとり
常連さん
油っこい料理に合うのはなぜですか
店主
香ばしさと軽い渋みが、口の中をさっぱりさせてくれるからです。揚げ物の日によく合いますよ。
店主のひとこと最後の一滴まで出しきる。二煎目の味が変わります。
どんな飲みものか
烏龍茶は、緑茶と紅茶の中間にあたる半発酵のお茶です。発酵の進み具合で香りと色が変わり、浅い物は花のような香り、深い物は焙煎した香ばしさが立ちます。
種類
- 鉄観音
- 凍頂烏龍
- 東方美人
- 水仙
- 大紅袍
- 焙煎の強いタイプ
- ティーバッグの製品
- ペットボトルの製品
家での作り方・淹れ方
- 先に急須と茶碗に熱湯を注いで温め、その湯は捨てておきます。器が冷たいと温度が下がって香りが立ちません。ここを飛ばさないでください。
- 茶葉を5g、急須に入れます。二人分の目安です。烏龍茶の葉は開くと大きくなります。詰めすぎないように。
- 95度前後の熱湯を200ml注ぎ、蓋をして50秒待ちます。緑茶と違い、熱い湯で構いません。
- 茶碗に少しずつ回し注ぎ、最後の一滴まで出しきります。残すと二煎目が渋くなります。
- 二煎目は湯を注いで40秒、三煎目は60秒と加減します。同じ葉で三回は楽しめます。時間を少しずつ延ばすのがこつです。
合わせるもの・コツ
合う食べ物
- 揚げ物
- 点心や餃子
- 焼き菓子
- 脂ののった魚
コツ
- 一煎目より二煎目のほうが香りが開く葉もあります。最初で判断しないでください。
- 冷やして飲むなら、濃いめに淹れて氷を入れたグラスに注ぎます。薄まる分を見越します。
- 茶葉は密閉して冷暗所へ。開封後は半年を目安に使いきってください。
よく聞かれること
同じ茶葉で何回淹れられますか
三回は楽しめます。葉の質がよい物なら五回ほど出る場合もあります。回を重ねるごとに、蒸らす時間を10〜20秒ずつ延ばしてください。
水出しでも作れますか
作れます。水1リットルに茶葉10gを入れ、冷蔵庫で6時間置いてください。渋みが出にくく、すっきりした味になります。翌日中に飲みきってください。
緑茶や紅茶とはどう違いますか
発酵の度合いが違います。緑茶は発酵させず、紅茶は完全に発酵させ、烏龍茶はその中間です。そのため香りも色も、両者の間に位置します。