甘酒|種類と家での楽しみ方
甘酒の作り方をまとめました。米こうじから作るものと酒かすから作るものの違い、家での温度の保ち方、合わせる食べ物や保存の目安まで並べています。
店先のやりとり
常連さん
砂糖は入れないんですか。
店主
こうじから作るなら要りませんよ。温度さえ保てば、米の甘みだけで十分甘くなります。
店主のひとこと温度が命。熱すぎると甘くなりません。
どんな飲みものか
甘酒は、米こうじを湯で保温して作るものと、酒かすを湯で溶いて砂糖を加えるものの二通りがあります。こうじから作るものは砂糖を入れずに甘みが出て、酒かすのものは香りが強く出ます。どちらも温めても冷やしても飲めます。
種類
- 米こうじから作るもの。砂糖なしで甘みが出ます。
- 酒かすから作るもの。香りが強く、砂糖で甘さを足します。
- 市販の紙パック入り。そのまま飲めます。
- 粉末のもの。湯に溶いて飲みます。
- しょうがを加えたもの。冬に向きます。
- 豆乳で割ったもの。口当たりが軽くなります。
家での作り方・淹れ方
- 先に炊飯器の内釜を湯で温めておきます。温度が下がると甘みが出ません
- ご飯200gに60℃の湯300mlを加え、よく混ぜます。熱すぎる湯は避けます
- 米こうじ200gをほぐして入れ、全体を混ぜます。
- 炊飯器の保温にし、ふたを開けたまま布巾をかけて6時間置きます。ふたを閉じると温度が上がりすぎます
- 1時間ごとに混ぜ、55〜60℃を保ちます。温度計があると確実です
- 甘みが出たら火にかけて一度沸かし、冷まして保存します。沸かすと発酵が止まり日持ちします
合わせるもの・コツ
合う食べ物
- 塩気のある漬物
- せんべいやおかき
- 焼き餅
- しょうがの薄切り
コツ
- 温度は55〜60℃を保ちます。高いと甘みが出ず、低いと酸っぱくなります。
- 冷蔵で4〜5日が目安です。小分けにして冷凍すれば1か月ほどもちます。
- 飲むときに湯や水で好みの濃さに薄めます。出来たては濃いめです。
よく聞かれること
酒かすのものとの違いは何ですか。
こうじから作るものは砂糖なしで甘く、酒かすのものは香りが強く砂糖を加えます。酒かすを使ったものには微量のアルコールが残ります。
酸っぱくなってしまいました。
温度が低かったか、時間が長すぎたかです。55〜60℃を保ち、6時間を目安に止めてください。出来上がったら一度沸かします。
炊飯器がないときは。
厚手の鍋に入れてふたをし、毛布で包んで置く方法があります。2時間ごとに弱火で温め直し、温度を保ってください。