ゼロカロリーの豆知識|知っておきたい基本
ゼロカロリーという表示には、決まった基準があります。どこまでがゼロと書けるのか、カロリーオフや糖類ゼロとの違いまで、店先の目線でご説明します。
店先のやりとり
常連さん
ゼロカロリーって、本当にゼロなのですか。
店主
100mlで5kcal未満ならゼロと書けます。まったくないという意味ではありませんよ。
店主のひとこと表の言葉より、裏の数字を見てください。
まず知っておくこと
ゼロカロリーは、まったく熱量がないという意味ではありません。飲み物なら100mlあたり、食品なら100gあたりのエネルギーが5kcal未満のときに、ゼロや無と表示できる決まりになっています。つまり500mlの飲み物なら、合計で24kcalほどになる場合もあります。似た表示にカロリーオフや糖類ゼロがあり、それぞれ別の基準が決められています。
要点
- 飲み物は100mlあたり5kcal未満でゼロと表示できます。
- 食品は100gあたり5kcal未満が基準です。
- カロリーオフは、飲み物で100mlあたり20kcal未満が目安です。
- 糖類ゼロは砂糖などが100gあたり0.5g未満という意味で、熱量の話ではありません。
- 糖質ゼロと糖類ゼロは別の言葉です。含まれる範囲が違います。
- 表示は袋や缶の裏に必ず書いてあります。迷ったらそこを見てください。
具体的な例
- 500mlの飲み物でゼロ表示。合計で24kcalほどになる場合もあります。
- カロリーオフの飲み物500ml。100kcal近くになることもあります。
- 糖類ゼロと書かれた飲み物。甘味料で甘みをつけている場合があります。
- ゼロと書かれたゼリー。ほとんどが水分でできています。
- 無糖のお茶。もともと熱量がほとんどありません。
実践のコツ
- 表の言葉より、裏の栄養成分表示の数字を見るのが確かです。
- 1本あたりの数字か、100mlあたりの数字かを必ず確かめてください。
- ゼロだから何本でも、とは考えず、普段どおりの量で楽しんでください。
よく聞かれること
カロリーオフとの違いは何ですか。
ゼロは100mlあたり5kcal未満、オフは20kcal未満が目安です。オフのほうが幅が広く、1本飲むとそれなりの数字になります。裏の表示で確かめてください。
糖類ゼロならカロリーもゼロですか。
別の話です。糖類がほとんどなくても、脂質やたんぱく質があれば熱量は残ります。両方の表示を見る必要があります。
甘味料は何が使われますか。
砂糖の代わりに、少量で甘みの出る甘味料が使われます。種類は原材料の欄に書かれています。気になるときは、そこを読んでから選んでください。