ビタミンAの豆知識|知っておきたい基本
ビタミンAは、食品に含まれる栄養素のひとつです。どんな食べ物に含まれていて、台所でどう扱うとよいかを、店先で話す程度にまとめておきますね。
店先のやりとり
常連さん
にんじんは生と炒めたのとどちらがいいですか。
店主
油と合わせるなら炒めたほうが向きます。生で食べるときは、ドレッシングに油が入っていれば十分ですよ。
店主のひとこと色の濃い野菜は、油と一緒にどうぞ。
まず知っておくこと
ビタミンAは、食品に含まれる栄養素のひとつです。動物性の食品に含まれる形と、緑黄色野菜に含まれるカロテンとして取り込まれる形があります。油に溶けやすい性質があるので、料理では油と合わせると取り込みやすいと言われます。必要な量や取り方は人によって違うので、気になる方は公的な資料や専門家に確かめてください。
要点
- レバーやうなぎ、卵黄などの動物性の食品に含まれます。
- にんじん、かぼちゃ、ほうれん草などの緑黄色野菜にはカロテンとして含まれます。
- 水より油に溶けやすいので、炒め物や揚げ物と相性がよい性質です。
- 加熱にはわりあい強いほうで、ゆでても大きくは失われにくいとされます。
- 油に溶ける性質のものは体にたまりやすいので、補助食品での取りすぎには注意が要ります。
具体的な例
- にんじんのきんぴら
- かぼちゃの煮物
- ほうれん草のごま和え
- レバーのしょうが煮
- うなぎの蒲焼き
- 卵焼き
実践のコツ
- にんじんやかぼちゃは、油で炒めるか、油を使う料理に添えると取り込みやすくなります。
- 緑黄色野菜は皮の近くに色が濃く出ます。むきすぎないほうが色も残ります。
- 補助食品で足すより、まず食事の中の野菜と卵をひと品増やすほうが無理がありません。
よく聞かれること
どのくらい取ればいいですか。
年齢や体格で変わります。国の資料に目安の量が出ていますので、気になる方はそちらか、専門の方に確かめてください。店先で言えることではありません。
ゆでると減りますか。
水に溶けにくい性質なので、ゆでても大きくは減りにくいとされます。それでも、ゆで汁ごと使う汁物にすると無駄が出ません。
サプリメントで足してもいいですか。
体にたまりやすい性質があるので、自己判断で多く取るのは避けてください。使うかどうかは、専門の方に相談してから決めるのが安心です。