うなぎと梅干しの豆知識|知っておきたい基本
うなぎと梅干しは食べ合わせが悪い、と昔から言われてきました。ここではその言い伝えの中身と、いまの台所での付き合い方を、店先の目線で正直に並べます。
店先のやりとり
常連さん
うなぎと梅干しは、やっぱり一緒はだめですか
店主
昔からの言い伝えですね。うちでは味の相性の話として、梅をごく少しだけ添えています。
店主のひとこと言い伝えは言い伝え。まずは少し添えて味をみてください。
まず知っておくこと
うなぎと梅干しは、昔から食べ合わせが悪いと言われてきた組み合わせです。脂の多いうなぎと酸味の強い梅干しが胃にもたれる、うなぎを食べ過ぎてしまう、といった説が伝わっています。ただし、どちらも普通に売られている食べ物で、はっきりした根拠が示されているわけではありません。うちでは言い伝えとして受け止めつつ、味の相性の話として考えるようにしています。
要点
- 食べ合わせが悪いという話は、江戸のころからの言い伝えです。
- 理由には諸説あり、はっきりしたものはありません。
- 脂と酸味という、味の方向が違う組み合わせです。
- 梅干しの酸味は、脂の後味を軽くする使い方もできます。
- 気になる方は、量を控えめにして間を空ければ十分です。
具体的な例
- うな重に梅干し入りの小鉢を添える
- 蒲焼きを刻んで、梅肉と大葉でご飯に混ぜる
- ひつまぶしの薬味に、梅肉をほんの少し添える
- 梅干しを使った吸い物を、箸休めにする
- 残った蒲焼きを、梅と生姜でさっと煮る
実践のコツ
- 先に梅の種を取ってたたいておくと、あとが楽です。
- 梅肉はごく少量から。たれと味がぶつかります。
- 梅干しは塩気が強いので、たれを控えめにすると釣り合います。
よく聞かれること
食べ合わせが悪いのは本当ですか
はっきりした根拠は示されていません。昔からの言い伝えとして伝わっている話です。気になる場合は量を控えめにして、間を空けて召し上がってください。
一緒に食べるならどう合わせますか
梅肉をごく少量、薬味として添える形が合わせやすいです。たれの甘さと梅の酸味がぶつからないよう、たれは控えめにしてください。
ほかにも食べ合わせの言い伝えはありますか
天ぷらとすいか、蟹と柿などが知られています。いずれも言い伝えで、脂と水分、体の冷えといった昔の暮らしの目安が元になっています。