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梅干しの作り方|材料・手順・店主のコツ

梅干しの作り方をご案内します。塩の割合、重しのかけ方、土用の干し方まで。失敗を避ける目安を、店先でお話しする調子でお伝えするレシピです。

調理時間の目安 90分分量 2人分(仕上がり約1kg)難しさ 手間あり

更新日 2026-09-13

店先のやりとり

常連さん

かびが出たらどうしますか。

店主

その部分を取り除き、梅酢を一度こして煮立ててから戻します。早めに気付けば助かりますよ。

店主のひとこと水気を残さない。梅干しはこれが一番です。

材料(2人分(仕上がり約1kg))

完熟梅 黄色く色づき、香りの立つ物を1kg
粗塩 梅の18パーセントが目安です180g
焼酎(35度) 容器と梅を拭く用50ml
赤じそ 好みで。色付け用200g
赤じそ用の塩 あくを出す用40g
漬け容器 ほうろうかガラスを4リットル程度
重し 梅の二倍が目安です2kg

作り方

  1. 先に容器と重しを洗い、焼酎で拭いて乾かしておきます。ここを丁寧にすると、かびが出にくいです。
  2. 梅を洗ってへたを取り、水気を完全に拭きます。水が残るとかびのもとになります。
  3. 容器に梅と塩を交互に重ね、いちばん上に多めの塩をのせます。上ほど塩を厚くすると、表面が守られます。
  4. 重しをのせ、涼しい場所に3日おいて梅酢が上がるのを待ちます。梅が酢に浸かれば、重しは半分に減らせます。
  5. 赤じそをもんであくを絞り、梅酢を少し加えてから容器に広げます。梅酢を足すと、色がよく出ます。
  6. 晴れの続く日に、ざるで3日間干します。夜は梅酢に戻します。表面が乾いて皮がしわになれば頃合いです。

店主のコツ

  • 買い物:完熟で黄色い梅を。青い物は固く、塩が回りにくいです。
  • 火加減:火は使いません。代わりに日差しと風で乾かします。
  • 味の調整:塩は18パーセントが基本。15パーセント以下は傷みやすいので気を付けます。

しまうとき・作り置き

冷蔵梅酢に漬けたまま冷蔵で1年以上が目安です。
冷凍必要ありません。常温でも保ちます。
温め直しそのまま食べます。煮物やたれに使うときは刻んで加えてください。

味を変えてみる

  • 赤じそを入れなければ、白干しになります。
  • はちみつを足して漬け直すと、やわらかい味になります。
  • 干さずに梅漬けとして食べる作り方もありますよ。

塩を多く使うため、塩分を含みます。量は控えめに。

よく聞かれること

塩を減らせますか。

減らすほど傷みやすくなります。15パーセントを下回るなら、冷蔵庫で管理してください。うちでは18パーセントで作り、食べるときに水で塩を抜いています。

干す日がありません。

三日続けて晴れなくても、合計で三日ぶん干せれば構いません。間は梅酢に戻しておいてください。雨に当てないことだけ気を付けます。

梅酢はどう使いますか。

和え物やすし飯に少し入れると、香りと酸味が付きます。赤じそが入っていれば色も付きます。冷蔵で1年が目安です。