鳥刺しの食中毒の豆知識|知っておきたい基本
鳥刺しの食中毒について、知られていることを中立にまとめました。地域の習慣、家庭で扱うときの考え方、加熱の目安までご案内します。
店先のやりとり
常連さん
鶏肉は表面を焼けば大丈夫ですか。
店主
いいえ、中心まで通してください。厚いところは切れ目を入れると、早く火が入りますよ。
店主のひとこと厚いところに切れ目を。それで中心まで通ります。
まず知っておくこと
鳥刺しは鶏肉を生でいただく食べ方で、九州の一部の地域などで習慣として続いてきました。一方で、鶏肉には体調を崩す原因となる細菌が付いていることがあり、加熱が足りない鶏肉を食べたあとの不調が知られています。家庭では、鶏肉は必ず中心まで加熱してからいただいてください。加熱の目安は中心が75度で1分以上とされています。不安があるときは、自分で判断せず医療機関に相談してください。
要点
- 鳥刺しは、九州の一部などで習慣として続いてきた食べ方です。
- 鶏肉には体調を崩す原因となる細菌が付いていることがあります。
- 家庭では、鶏肉は中心まで加熱してからいただきます。
- 加熱の目安は、中心が75度で1分以上とされています。
- 表面をあぶっただけでは、中心まで火は入りません。
- 体調に不安が出たときは、自分で判断せず医療機関に相談してください。
具体的な例
- 鶏のから揚げ、中心まで揚げる
- 鶏の照り焼き、ふたをして蒸し焼きにする
- 水炊き、身がほぐれるまで煮る
- 蒸し鶏、中心まで火を通してから裂く
- 鶏そぼろ、色が変わるまでいためる
- 鶏肉用のまな板を分ける
実践のコツ
- 厚い部分は切り開くか切れ目を入れると、中心まで火が通ります。
- 鶏肉を触った手、包丁、まな板は、他の食材に触る前に洗ってください。
- 冷蔵庫では鶏肉を一番下の棚に置き、汁が他の食材に落ちないようにします。
よく聞かれること
どれくらい加熱すればよいですか。
中心が75度で1分以上とされています。家庭では、切ったときに赤みがなく、透明な肉汁が出るところが目安です。厚い部分は切り開いてください。
新鮮なら大丈夫ですか。
新しさと、細菌が付いているかどうかは別の話です。新しい鶏肉でも、家庭では中心まで加熱してからいただくのが安心です。
調理器具はどう扱いますか。
鶏肉用と他の食材用でまな板と包丁を分けてください。一枚しかないときは、野菜を先に切ってから鶏肉を切り、そのつど洗ってください。