鶏肉の菌の豆知識|知っておきたい基本
鶏肉の菌について、家での扱い方をまとめました。なぜ中心まで火を通すのか、洗ってよいのか、器具をどう分けるか。店先の話として順にお伝えします。
店先のやりとり
常連さん
鶏肉は洗ったほうがよいのですか
店主
洗わないでください。水のしぶきが流しや周りに飛んでしまいますよ。
店主のひとこと中心まで火を通す。これに尽きます。
まず知っておくこと
鶏肉には、もともと食中毒のもとになる菌がついていることがあります。これは特別なことではなく、扱い方でほとんど防げます。要点は三つです。中心まで火を通すこと、洗わないこと、生の肉に触れた手と器具を分けることです。中心の温度が75度で1分以上というのが加熱の目安とされています。不安があれば切って色を確かめてください。
要点
- 鶏肉には菌がついていることがあります。扱い方で防げます。
- 中心まで火を通してください。75度で1分以上が加熱の目安です。
- 水で洗わないでください。しぶきが周りに飛び散ります。
- まな板と包丁は、生の肉用と野菜用で分けてください。
- 触ったあとは、石けんで手を洗ってください。
- 買ったら寄り道せずに持ち帰り、すぐ冷蔵庫へ入れてください。
具体的な例
- 切って中心の色を確かめる
- 厚い部分に切り目を入れてから焼く
- まな板を肉用と野菜用で分ける
- 肉を切ったあとに手と包丁を洗う
- ドリップが出た皿をすぐ洗う
- 買い物の最後に肉を選ぶ
実践のコツ
- 厚い部分に切り目を一本入れると、中心まで火が届きやすくなります。
- 生の肉を扱ったら、まず手を洗ってから次の作業に移ってください。
- ドリップが出たら、その場でふき取って布巾は洗ってください。
よく聞かれること
火が通ったかどうかの見分け方は
いちばん厚いところを切って、赤みが残っていないか確かめてください。透き通った汁ではなく、白く濁った身になっていれば目安になります。骨つきなら骨に沿って切ります。
まな板は分けるべきですか
分けてください。生の肉を切ったまな板で野菜を切ると、菌が移ります。一枚しかないときは、野菜を先に切って、肉は最後にしてください。そのあと洗剤で洗います。
保存はどうしますか
買ったらすぐ冷蔵庫の冷たい棚へ入れてください。当日か翌日までが目安です。すぐ使わないなら、小分けにして冷凍し、2週間から3週間で使いきってください。