294二九四とうふ店町の豆腐屋が書く、毎日のごはん帖
文字

ホーム食の豆知識 › さつまいもの旬

さつまいもの旬の豆知識|知っておきたい基本

さつまいもの旬は、収穫の秋と、置いて甘くなる冬の二つの見方があります。時期の目安、選び方、保存と甘く仕上げる方法をまとめました。

更新日 2026-09-13

店先のやりとり

常連さん

さつまいもは冷蔵庫に入れていいですか。

店主

入れないでください。寒すぎると傷みます。新聞紙に包んで涼しい所へどうぞ。

店主のひとこと低い温度でゆっくり。それが一番甘くなります。

まず知っておくこと

さつまいもの収穫は9月から11月ごろです。掘ったばかりのものは水分が多く、甘みがのりきっていません。そこから1か月ほど置くとでんぷんが変わり、甘みが増すと言われています。そのため、食べておいしい時期は11月から2月ごろとされます。店先では収穫の時期と食べごろの時期がずれますので、買う時期で選び方が変わります。

要点

  • 収穫は9月から11月、食べごろは11月から2月が目安です。
  • 掘りたてより、少し置いたもののほうが甘みがのります。
  • 冷蔵庫は苦手です。13度前後の涼しい場所が向いています。
  • 新聞紙に包んで箱に入れ、風の通る場所に置くと長もちします。
  • 低い温度でゆっくり火を通すと、甘みが引き出されます。
  • 皮に傷やへこみのないもの、ずっしり重いものを選んでください。

具体的な例

  • 焼きいも
  • ふかしいも
  • 天ぷら
  • 大学いも
  • さつまいもご飯
  • みそ汁の実

実践のコツ

  • 冷蔵庫に入れないでください。低すぎると傷みが早まります。
  • 焼きいもは天板で160度から90分。低い温度でゆっくりが甘さのこつです。
  • 切ったら水に5分さらしてあくを抜くと、色よく仕上がります。

よく聞かれること

いつのものが一番おいしいですか。

11月から2月ごろが目安です。収穫から1か月ほど置いたものは甘みがのります。掘りたてが好きな方もいますので、好みで選んでください。

保存はどうすればよいですか。

一本ずつ新聞紙に包み、箱に入れて風の通る涼しい場所へ。13度前後が目安です。冷蔵庫は寒すぎます。この方法なら1か月ほどもちます。

甘く焼くこつはありますか。

低い温度で時間をかけることです。天板なら160度で90分、濡らした紙とアルミ箔で包むとしっとりします。急いで高温にすると、甘みがのりません。