さつまいもの冷凍保存の豆知識|知っておきたい基本
さつまいもの冷凍保存は、生のままより、加熱してからの方が扱いやすいです。切り方と下ごしらえ、解凍のしかたまで、うちでやっている手順をまとめました。
店先のやりとり
常連さん
さつまいも、生のまま冷凍しちゃだめですか。
店主
できますが、水っぽくなりがちですよ。蒸してから凍らせた方が、味も食感も残ります。
店主のひとこと冷ましてから袋へ。霜がつくと味が落ちますよ。
まず知っておくこと
さつまいもは本来、常温で置いておく野菜です。ただ、まとめ買いしたときや使いきれないときは冷凍が役に立ちます。生のまま凍らせると、解凍したときに水っぽくなりやすいので、蒸すかゆでるかしてから凍らせます。先に用途を決めておくと、切り方が決まって迷いません。
要点
- 冷凍する前に、使い道を先に決めます。輪切りか、つぶすかで下ごしらえが変わります
- 輪切りなら1.5センチほどの厚さにそろえ、10分ほど蒸してから冷まします
- つぶす場合は熱いうちにつぶして、小分けにして平らにします
- 粗熱が完全に取れてから袋に入れます。湯気が残ると霜がつきます
- 保存の目安は1か月です
- 解凍は冷蔵庫に移して半日、または凍ったまま加熱します
具体的な例
- 輪切りを蒸してから冷凍し、そのまま煮物に加える
- つぶして小分けにし、スープやポタージュに使う
- 細切りを固めにゆでてから冷凍し、きんぴらに使う
- 焼きいもを一本ずつ包んで冷凍し、自然解凍でおやつにする
- 角切りを蒸してから冷凍し、みそ汁の実にする
実践のコツ
- 袋に入れる前に水気をしっかりふきます。ここが仕上がりを分けます
- 袋を平らにして凍らせると、使う分だけ折って取り出せます
- 日付を書いておくと、使い忘れが減ります
よく聞かれること
冷凍したさつまいもは甘くなりますか。
冷凍そのもので甘くなるわけではありません。加熱をゆっくりすると甘みが出やすいので、蒸すときに弱めの火でじっくり10分ほどが目安です。
解凍したら水っぽくなりました。
生のまま凍らせたか、水気が残っていた場合が多いです。次は加熱してから、水気をふいて凍らせてみてください。潰して使えば、水っぽさは気になりません。
どのくらい保存できますか。
目安で1か月です。それを過ぎても食べられないわけではありませんが、風味が落ちます。うちでは2週間くらいで使いきるようにしています。