里芋の冷凍保存の豆知識|知っておきたい基本
里芋の冷凍保存は、生のままか、ゆでてからかで使い道が変わります。それぞれのやり方、皮のむき方、凍ったまま煮るときの目安をまとめておきました。
店先のやりとり
常連さん
里芋は生のまま凍らせていいんですか。
店主
皮をむけば大丈夫ですよ。煮物に使うなら、生のまま凍らせたほうが形が残ります。
店主のひとこと凍ったまま鍋へ。解かすと崩れてしまいます。
まず知っておくこと
里芋は水分が多く、冷蔵では日もちしにくい芋です。冷凍するなら、皮をむいて生のまま凍らせる方法と、ゆでてから凍らせる方法があります。生のまま凍らせたものは煮物に、ゆでてから凍らせたものは和え物やつぶして使う料理に向きます。どちらも1か月が目安です。
要点
- 先に皮をむきます。土つきのまま凍らせると、あとで扱いにくくなります。
- 生のまま凍らせるなら、皮をむいて厚さをそろえ、袋に平らに並べます。
- ゆでてから凍らせるなら、竹串が通るまでゆでて、粗熱を取ってから包みます。
- 凍ったまま煮汁に入れて構いません。解かすとぬめりが出て崩れやすくなります。
- どちらも1か月が目安です。袋には日付を書いておいてください。
- 冷蔵なら土つきのまま新聞紙に包み、風通しのよい常温でも1週間ほどもちます。
具体的な例
- 里芋の煮ころがし
- いも煮
- 筑前煮
- みそ汁の具
- 里芋のコロッケ
- 里芋の和え物
実践のコツ
- 皮は乾いた状態でむくと、手がかゆくなりにくいです。ぬれた手は避けてください。
- ぬめりが気になるなら、むいてから塩をふってもみ、水で流してから凍らせます。
- 大きさをそろえて凍らせると、煮たときの火の通りがそろいます。
よく聞かれること
皮をむくときにかゆくなります。
手と芋の両方が乾いた状態でむくと、ずいぶん落ち着きます。気になるときは、洗う前にむくか、酢を薄めた水で手を流してください。
凍ったものはどう煮ますか。
解かさずに煮汁へ入れます。煮立ったら弱火にして10〜15分が目安です。竹串がすっと通れば出来上がりです。
ぬめりは取ったほうがいいですか。
煮物なら少し残すと、味が絡んでおいしくなります。汁物で濁りが気になるときだけ、塩でもんで下ゆでしてから使ってください。