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筑前煮の作り方|材料・手順・店主のコツ

筑前煮は、具を油で炒めてから煮ると味がぼけません。根菜と鶏肉で作る筑前煮の作り方を、下ごしらえから煮汁を含ませる時間までご案内します。

調理時間の目安 45分分量 2人分難しさ ふつう

更新日 2026-09-13

店先のやりとり

常連さん

味が中まで入りません

店主

火を止めてから十分おいてください。冷めるときに味が入ります。翌日のほうが落ち着きますよ。

店主のひとこと炒めてから煮る。それだけで水っぽさが消えます。

材料(2人分)

鶏もも肉 3cm角に切ります200g
れんこん 乱切りにして水にさらします100g
ごぼう 乱切り。水にさらします1/2本(80g)
にんじん 乱切り1/2本(80g)
里いも 皮をむいて塩でぬめりを取ります3個(150g)
干ししいたけ 水で戻し、戻し汁も使います3枚
こんにゃく 手でちぎり、1分下ゆでします1/2枚
だし汁 しいたけの戻し汁を含めて構いません300ml
醤油 二回に分けて入れます大さじ3
みりん 照りと甘み大さじ2
砂糖 先に入れます大さじ1
サラダ油 炒め用大さじ1

作り方

  1. 先に干ししいたけを水200mlに30分浸して戻します。戻し汁は取っておきます。戻し汁を使うと、だしを減らせます。
  2. 根菜を乱切りにして水にさらし、こんにゃくは1分下ゆでします。乱切りにすると面が増え、味がよく入ります。
  3. 鍋に油を熱し、鶏肉を中火で3分、表面の色が変わるまで炒めます。先に肉を炒めると煮汁にこくが出ます。
  4. 根菜、こんにゃく、しいたけを加えて3分炒め、全体に油を回します。油の膜が煮くずれを防ぎます。
  5. だしと戻し汁、砂糖、みりん、醤油大さじ1を入れ、落とし蓋をして弱めの中火で20分煮ます。落とし蓋があると少ない煮汁でも味が回ります。
  6. 残りの醤油を加えて8分、煮汁が1/4になるまで煮て、火を止めて10分おきます。冷める間に味が中まで入ります。

店主のコツ

  • 買い物: 根菜は太さのそろった物を選ぶと、切り分けたときの大きさがそろいます。
  • 火加減: 煮るのは弱めの中火まで。強く煮立てると里いもが崩れます。
  • 味の調整: 甘みは砂糖、塩気は醤油を小さじ1ずつ。煮詰めすぎると濃くなります。

しまうとき・作り置き

冷蔵汁ごと密閉容器に入れ、冷蔵3日が目安です。
冷凍里いもとこんにゃくを除けば冷凍3週間が目安です。
温め直し鍋で弱火5分。煮汁が少なければ水大さじ2を足します。

味を変えてみる

  • 鶏肉を厚揚げに替えて軽く仕上げる
  • 絹さややいんげんをゆでて彩りに散らす
  • たけのこを加えて春向きにする

鶏肉からたんぱく質を、根菜から食物繊維を含みます。

よく聞かれること

こんにゃくは下ゆでが必要ですか

1分ゆでてください。独特の匂いが抜け、味の入りも良くなります。手でちぎると断面が粗くなり、煮汁がよくからみます。

干ししいたけがないときは

生のしいたけで構いません。ただし戻し汁が取れないので、だしを350mlに増やしてください。香りは弱くなるので、削り節を足すのも手です。

翌日の食べ方は

冷たいままでも、温め直しても大丈夫です。温めるときは水を大さじ2足して弱火で5分。残った煮汁でご飯を炊くと、炊き込みご飯になります。