パイナップルの栄養の豆知識|知っておきたい基本
パイナップルの栄養について、店先で話す程度にまとめました。何を含むか、缶詰と生の違い、ゼリーが固まらない話まで並べておきます。
店先のやりとり
常連さん
生のパイナップルでゼリーを作ったら固まりません。
店主
生のものはゼラチンを分解してしまいます。缶詰に替えるか、一度火を通してから使ってください。
店主のひとことゼリーにするなら缶詰。これは昔からの決まりごとです。
まず知っておくこと
パイナップルは水分が多く、生の果肉で100gあたりおよそ55kcalが目安です。ビタミンCや食物繊維、カリウムを含みます。たんぱく質を分解する働きのある成分も含まれていて、生のままゼラチンと合わせるとゼリーが固まらないのはこのためです。加熱したものや缶詰ではこの成分が働かなくなりますので、ゼリーには缶詰を使うのが昔からのやり方です。
要点
- 生の果肉は100gあたり約55kcalが目安です。水分が多い果物です。
- ビタミンC、食物繊維、カリウムを含みます。
- たんぱく質を分解する成分を含みます。生のままゼラチンと合わせると固まりません。
- 缶詰は加熱されていますので、その成分は働きません。ゼリーには缶詰が向きます。
- 食べたあと舌がひりひりすることがあります。缶詰や加熱したものに替えると和らぎます。
具体的な例
- 生のまま切ってそのまま
- 酢豚に加える
- ヨーグルトに添える
- 缶詰を使ったゼリー
- 焼きパイナップル
- 肉の下ごしらえにすりおろして使う
実践のコツ
- 切ったら早めに食べてください。生のものは冷蔵で2日が目安です。
- 皮つきのまま数日置くと甘い香りが立ちます。ただし置きすぎるとすっぱくなります。
- 必要な量や取り方は人によって違います。気になる方は国の資料か、専門の方に確かめてください。
よく聞かれること
酢豚に入れるのはなぜですか。
甘みと酸味が油っぽさを和らげるからです。もとは彩りと味の変化のために入れられたと言われます。入れる場合は最後に加えて、さっと温める程度にしてください。
肉をやわらかくする下ごしらえに使えますか。
使えます。すりおろした果肉に肉を15分ほどつけてください。ただし長く置くと身がぼろぼろになります。つけたあとは水けをふいて、中心までしっかり火を通してください。
舌がひりひりするのはなぜですか。
たんぱく質を分解する成分によるものと言われます。気になるときは缶詰にするか、軽く火を通すと和らぎます。ひどいときや体調に変わりがあるときは、医療機関に相談してください。