おからの栄養の豆知識|知っておきたい基本
おからの栄養について、豆腐屋の目線でまとめました。何が含まれているか、生おからと乾燥おからの違い、それから使いきるための目安までをお話しします。
店先のやりとり
常連さん
おからって、何からできているのですか。
店主
大豆から豆乳をしぼった残りです。うちでは毎日出ますよ。買ったその日に使ってください。
店主のひとこと生おからは足が早い。その日のうちにどうぞ。
まず知っておくこと
おからは、大豆から豆乳をしぼったあとに残るものです。食物繊維とたんぱく質を含み、水分の多い生おからと、水分を飛ばした乾燥おからがあります。大豆の成分がそのまま残るため、豆腐や豆乳とは含まれるものの割合が違います。うちでも毎日出るものですが、水分が多いぶん傷みやすいので、扱いには少し気をつけていただきたいところです。
要点
- おからは、豆乳をしぼったあとの大豆の固形分です。
- 食物繊維とたんぱく質を含みます。大豆由来の成分がそのまま残る形です。
- 生おからは水分が8割ほどで、傷みやすいのが特徴です。
- 乾燥おからは水分を飛ばしてあり、常温で長く置けます。使うときに水で戻します。
- 生おから100gと乾燥おから20gが、だいたい同じ量にあたります。
- 味が薄いので、だしや油と合わせると食べやすくなります。
具体的な例
- 卯の花の炒り煮
- おからのハンバーグ
- おからのポテトサラダ風
- おから入りのコロッケ
- おからのドーナツ
- おから入りのみそ汁
実践のコツ
- 生おからは買ったその日に使うのが一番です。使いきれない分は、小分けにして冷凍してください。
- から炒りしてから使うと、水分が飛んで味がよく入ります。弱火で5分が目安です。
- 乾燥おからは、同じ重さの3倍から4倍の水で戻します。戻しすぎるとべたつきます。
よく聞かれること
生おからと乾燥おからは、どう使い分けますか。
炒り煮やハンバーグなど、しっとりさせたい料理は生おからです。粉のように使いたいときや買い置きしたいときは乾燥おからが向いています。
どれくらい日持ちしますか。
生おからは冷蔵で1日から2日が目安です。冷凍なら2週間ほど置けます。乾燥おからは袋の表示どおりで、常温で構いません。
味が薄くて食べにくいのですが。
だしと油を足してください。から炒りしてから、だし汁と少量の油で煮ると味が入ります。うちでは油揚げと一緒に煮ています。