納豆の賞味期限の豆知識|知っておきたい基本
納豆の賞味期限は、袋に書かれたおいしく食べられる目安のことです。期限の意味、切れたときの見分け方、冷凍という手まで、店先の目線でまとめました。
店先のやりとり
常連さん
期限が1日過ぎてしまいました。
店主
匂いと糸を見てください。変わりがなければ大丈夫ですよ。気になるなら汁物に使ってしまう手もあります。
店主のひとこと食べ切れないと分かったら、その日に冷凍してください。
まず知っておくこと
納豆の賞味期限は、その日までおいしく食べられるという目安を示したものです。傷んで食べられなくなる日を指す消費期限とは別のものです。多くの商品で製造から1週間から10日ほどに設定されています。期限を過ぎたからといってすぐ食べられなくなるわけではありませんが、風味は日ごとに変わっていきます。
要点
- 賞味期限はおいしさの目安、消費期限は安全の目安です。納豆に書かれているのは前者です。
- 期限を過ぎると、うま味が強くなる代わりにアンモニアのような匂いが出やすくなります。
- 白い粒のようなものが付くことがあります。これは大豆の成分が結晶になったもので、傷みとは別です。
- 冷蔵庫でも発酵はゆっくり進みます。買ったら奥ではなく手前に置いてください。
- 食べ切れないと分かった時点で冷凍するのが、一番無駄になりません。
具体的な例
- 買ってから3日目。匂いも糸も変わらず、一番食べごろの状態。
- 期限の当日。味は濃くなるが、そのまま食べて問題のない状態。
- 期限から3日過ぎ。匂いが強くなり、炒め物や汁物に向く状態。
- 糸を引かず、水気が出ている。食べないほうがよい状態。
- 冷凍して2週間。冷蔵庫に移して半日おけば、元に近い状態に戻ります。
実践のコツ
- 買ったら冷蔵庫の手前に置きます。奥に入れると忘れて期限を越します。
- 食べ切れないときは、パックのまま冷凍してください。1か月が目安です。
- 解凍は冷蔵庫で半日かけます。室温に出すと水が出て、糸が切れます。
よく聞かれること
期限が過ぎたものは食べられますか。
賞味期限は味の目安なので、数日なら食べている方が多いです。ただし匂いが強くなったり、糸を引かず水気が出ていたりするものは避けてください。判断がつかないときは食べないのが一番です。
白い粒は何ですか。
大豆の成分が時間とともに結晶になったものと言われています。じゃりっとした歯ざわりがありますが、傷みとは別のものです。気になるときは加熱して料理に使うと分かりにくくなります。