なまこの栄養の豆知識|知っておきたい基本
なまこの栄養について、含まれるものと食べ方をまとめました。低脂質で水分の多い食材です。下処理と旬の時期の目安もお話ししますよ。
店先のやりとり
常連さん
なまこ、固くてうまく切れないんです。
店主
塩でもんでから、湯に三秒だけ通してみてください。それ以上は縮みますよ。
店主のひとこと湯は三秒まで。長く入れると固く縮みます。
まず知っておくこと
なまこは海の底にすむ生きもので、日本では冬に食べられることの多い食材です。水分が非常に多く、脂質はごくわずかで、たんぱく質とコラーゲンを含みます。体の大部分は繊維質の組織でできており、独特のこりこりした歯ざわりになります。生のまま酢のものにするほか、内臓を塩辛にして食べる地域もあります。
要点
- 水分が大半を占め、脂質はごくわずかです。
- たんぱく質とコラーゲンを含みます。
- 旬は冬で、十二月から二月ごろに身が締まると言われます。
- 赤なまこは歯ざわりがよく、青なまこは柔らかい傾向があります。
- 内臓は塩辛にされ、別の食材として扱われます。
具体的な例
- なまこの酢のもの:薄切りにして、三杯酢で和えます。
- 大根おろしと和える:口当たりが柔らかくなります。
- ゆずを添える:香りが加わって食べやすくなります。
- 塩でもんでから使う:ぬめりが取れて、歯ざわりが立ちます。
- 湯にさっと通す:柔らかくしたいときの手です。長く入れると縮みます。
実践のコツ
- 買ったら塩でよくもみ、ぬめりと砂を落としてから使います。
- 固すぎるときは、湯に三秒だけ通すと柔らかくなります。入れすぎると逆に縮みます。
- 新しいものを選んでください。触って張りがあり、縮んでいないものが目安です。
よく聞かれること
どうやって下ごしらえしますか。
両端を切り落とし、腹に切れ目を入れて内臓を取り、塩でよくもんでぬめりを落とします。流水で洗ってから薄切りにしてください。まな板と包丁はよく洗ってお使いください。
赤と青はどう違いますか。
赤なまこは岩場にすむもので歯ざわりがよく、値段も高めです。青なまこは砂地にすむもので柔らかい傾向があります。こりこりした歯ざわりが好みなら赤を選ぶといいですよ。
生で食べても大丈夫ですか。
生食用として売られているものを、新しいうちに食べるのが前提です。買った日のうちに下処理して、その日に食べ切ってください。心配なときは湯に通してからお使いください。