もやしの保存の豆知識|知っておきたい基本
もやしの保存は、買ったその日の一手間で持ちがずいぶん変わります。袋のまま冷蔵したときの目安、水に浸す方法、冷凍の扱いまで、台所で使える形でまとめました。
店先のやりとり
常連さん
買った翌日にはもう傷んでいます。
店主
袋に穴を開けて、冷蔵庫のいちばん冷たい場所へ移してみてください。持ちが変わりますよ。
店主のひとことうちでは買った日に袋へ一つ穴を開けます。
まず知っておくこと
もやしは水分が多く、袋の中に熱と湿気がこもると傷みが早く進みます。売り場では冷やされていますので、買ったらできるだけ早く冷蔵庫へ入れることが第一です。袋のままなら2日、水に浸して毎日水を替えれば4日ほどが目安になります。使いきれないときは、さっとゆでてから冷凍すると無駄になりません。
要点
- 袋のまま冷蔵で2日、水に浸して水を毎日替えれば4日ほどが目安です。
- 袋に楊枝で小さな穴を二つ開けると、こもった湿気が抜けます。
- 冷蔵庫の野菜室より、温度の低い冷蔵室のほうが向いています。
- 生のまま冷凍するとしなびます。さっとゆでてから冷凍してください。
- 酸っぱいにおいや、茶色く溶けた部分が出たものは使いません。
具体的な例
- 袋のまま冷蔵室へ。買った日を含めて2日で使いきる形です。
- 容器に移して水をひたひたに注ぎ、毎日水を替えて4日ほど。
- 10秒ゆでて水気を絞り、小分けにして冷凍で2週間が目安です。
- 使う分だけ洗い、残りは濡らさずにそのまま戻すと持ちます。
- 袋が膨らんで水滴が多いものは、店先でも避けています。
実践のコツ
- 買い物の最後に取るだけで、家に着くまでの温度が違います。
- ゆでるときは10秒で十分です。長いと食感がなくなります。
- 水に浸す方法は歯ざわりが戻りますが、味は少し抜けます。
よく聞かれること
水に浸す方法は本当に持ちますか。
持ちは延びます。毎日水を替えることが条件です。ただし水に溶ける成分が少し抜けますので、炒め物より汁物に向くようになります。うちでは急ぎのときだけ使います。
冷凍したものはどう使いますか。
解凍せずに、凍ったまま汁物や炒め物へ入れてください。水気が出ますので、炒め物なら強めの火で短く。食感は生より柔らかくなりますが、味はよく染みます。
少し傷んだ程度なら使えますか。
酸っぱいにおいがするもの、ぬめりや茶色い溶けがあるものは使わないでください。判断に迷うときは無理をしないことです。惜しむほどの値段ではありませんから。