栗の栄養の豆知識|知っておきたい基本
栗の栄養について、含まれるものと食べ方の話をまとめました。旬の時期、皮のむき方、渋皮の扱い、保存の目安まで、店先でよく聞かれる順にお話しします。
店先のやりとり
常連さん
栗の皮が固くてむけません
店主
熱い湯に30分つけてみてください。鬼皮がゆるんで、包丁が入りやすくなりますよ。
店主のひとこと同じ大きさなら、重いほうが中身が詰まっています。
まず知っておくこと
栗は秋に出回る木の実で、でんぷんを多く含みます。食物繊維やカリウムも含み、木の実のなかでは脂質が少ないほうです。生のままでは食べず、ゆでるか蒸して火を通します。買うときは、先に手に持って重さを見ておくと中身の詰まり方が分かります。
要点
- でんぷんが主で、いもに近い食べ方をします。木の実のなかでは脂質が少なめです。
- 食物繊維やカリウムを含みます。渋皮のほうに渋みのもとが多く残ります。
- 出回るのは9月から10月が中心です。冷凍のむき栗なら通年手に入ります。
- 同じ大きさなら、手に持って重いものほど中身が詰まっています。
- 鬼皮は熱い湯に30分つけてからむくと、格段に楽になります。
- 甘みは収穫直後より、冷蔵で数日置いたほうが強くなるといわれます。
具体的な例
- 栗ご飯
- ゆで栗
- 渋皮煮
- 栗きんとん
- 蒸し栗
- 煮物の彩り
実践のコツ
- 先に熱い湯に30分つけておくと、鬼皮がやわらかくなってむきやすくなります。
- むいた実は水にさらします。色が黒くなるのを抑えられます。
- ゆでるときは水から入れて弱火で40分。沸かしすぎると割れて崩れます。
よく聞かれること
栗にはどんなものが含まれますか
でんぷんが主で、食物繊維やカリウムを含みます。木の実のなかでは脂質が少ないほうです。数値は品種や育ち方で変わるため、目安として見てください。
渋皮は取らないといけませんか
取らなくても食べられます。渋皮煮のように、渋皮を残して何度かゆでこぼす作り方もあります。渋みが気になるなら取ってください。
保存はどうしますか
皮つきなら紙袋に入れて冷蔵で2週間が目安です。むいた実はゆでてから冷凍し、1か月で使い切ってください。生のまま常温に置くと虫が出ることがあります。