かつお節の栄養の豆知識|知っておきたい基本
かつお節の栄養についてまとめました。含まれている成分と、一回に使う量の見当、削り方の違いで変わる点まで。少しで香りが立つ食材なので、量の目安を先にお伝えします。
店先のやりとり
常連さん
かつお節は栄養がありますか。
店主
たんぱく質を多く含みますよ。ただ使う量が少ないですから、うまみを足す役目と思ってください。
店主のひとこと少しで香りが立つ。使いすぎなくて大丈夫です。
まず知っておくこと
かつお節は、かつおを煮て、干して、燻して作る乾物です。水分が抜けている分、重さあたりのたんぱく質が多く、百グラムでおよそ七十五グラムのたんぱく質を含みます。ただし一回に使うのは三グラムから五グラムほどですから、量としてはごく少しです。使う前に、袋の口を閉じる輪ゴムを手元に出しておくと、湿気らせずに済みます。
要点
- 百グラムあたりのたんぱく質はおよそ七十五グラムです。
- 一回に使う量は三グラムから五グラムほどです。
- 小袋一つはおよそ二グラムから三グラムです。
- うまみのもとであるイノシン酸を含みます。
- カリウムやビタミンB群を含みます。
- 塩分はほとんど加えられていません。味付けのものは別です。
具体的な例
- 冷奴に小袋一つ(約二グラム)
- おひたしにひとつまみ
- だしを取る(水一リットルに二十グラム)
- おにぎりの具にしょうゆと合わせて
- 炒め物の仕上げにふりかける
- 野菜の煮物に加えてうまみを足す
実践のコツ
- 開けたら口を閉じて、乾いた所か冷蔵庫へ。湿気ると香りが落ちます。
- だしを取ったあとの節も、しょうゆとみりんで炒れば使えます。
- 香りは温めると立ちます。仕上げにふるのが一番わかります。
よく聞かれること
厚削りと薄削りの違いは何ですか。
薄削りは香りが立ち、短い時間でだしが出ます。厚削りは時間をかけて煮出すと、こくのあるだしになります。料理で使い分けてください。
だしがらは捨てますか。
使えます。しょうゆとみりん、ごまを加えて弱火で炒ると、ふりかけになります。冷蔵で三日ほどが目安です。
保存はどうしますか。
開封後は袋の口を閉じて冷蔵庫へ。一か月ほどが目安です。湿気ると香りが飛びますので、小袋のものを使い切るほうが確実です。