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いわしの旬の豆知識|知っておきたい基本

いわしの旬についてまとめました。種類で時期が違いますし、獲れる海でもずれます。店先で見るときの目利きと、時期ごとの向いている食べ方を、うちの見立てでお伝えします。

更新日 2026-09-13

店先のやりとり

常連さん

いわしはいつがおいしいですか。

店主

種類によりますよ。まいわしなら梅雨から夏。札を見て確かめてから選んでくださいね。

店主のひとこと青魚は買った日に火を通す。うちはこれです。

まず知っておくこと

いわしと呼ぶ魚は一種類ではありません。店に並ぶのは主に、まいわし、うるめいわし、かたくちいわしの三つです。それぞれ旬がずれますし、獲れる海によっても前後します。買う前に、どの種類かを札で確かめておくと、脂ののり具合の見当がつきます。

要点

  • まいわしの旬は、おおむね六月から十月ごろが目安です。
  • うるめいわしは秋から冬にかけて脂がのります。
  • かたくちいわしは春から初夏が目安で、煮干しやしらすになります。
  • 同じ種類でも、獲れる海域で一、二か月ずれます。
  • 梅雨のころのまいわしは、脂がのって身が厚くなります。
  • 旬をはずれた時期は、開きや干物、缶詰のほうが扱いやすいです。

具体的な例

  • 六月から八月のまいわしは塩焼きに
  • 秋のまいわしは煮付けや梅煮に
  • 冬のうるめいわしは丸干しに
  • 春のかたくちいわしはつみれ汁に
  • 旬をはずした時期はオイル漬けの缶詰で
  • 小ぶりのものは手開きにして天ぷらに

実践のコツ

  • 先に札で種類と産地を確かめます。大きさだけでは選べません。
  • 目が澄んで、体側の青い模様がはっきりしたものを選びます。
  • 青魚は傷みが早いです。買った日のうちに火を通しています。

よく聞かれること

脂がのっているか、店先でわかりますか。

背が丸く盛り上がって、体に厚みのあるものが目安です。目が澄み、腹がしっかりしているかも見てください。

旬でない時期はどうしていますか。

干物や缶詰を使います。味が安定していて、骨まで食べられるものもあります。生を買うなら、開いて売られているものが扱いやすいです。

小さないわしはどう使いますか。

手開きにして天ぷらやつみれにします。中骨ごとたたくと食べやすいです。中心までしっかり火を通してください。