1日の食塩摂取量の豆知識|知っておきたい基本
1日の食塩摂取量について、国が示している目標の数字と、家の食卓でどう当てはめるかをまとめました。減らしすぎずに続ける工夫も合わせてご案内します。
店先のやりとり
常連さん
まず何から減らせばよいですか。
店主
麺の汁を半分残すところからで十分ですよ。それだけでずいぶん変わります。
店主のひとことだしを濃く取ると、しょうゆは自然に減ります。
まず知っておくこと
国が示している成人の目標量は、男性が1日7.5g未満、女性が6.5g未満とされています。実際の平均はこれより多い状態が続いていると報告されています。食塩は、しょうゆやみそなどの調味料からとる分が大きな割合を占めます。数字だけを追うより、どこから多く入っているかを知って、無理のない範囲で減らすほうが続きます。気になる症状のある方は、自己判断せずに医療機関で相談してください。
要点
- 成人の目標量は男性7.5g未満、女性6.5g未満とされています。
- しょうゆ小さじ1で約0.9g、みそ大さじ1で約2gが目安です。
- 麺類の汁を全部飲むと、それだけで3〜5g前後になることがあります。
- 加工食品や漬物、練り物からも入ります。表示の食塩相当量を見る習慣が役に立ちます。
- 一度に全部減らさず、一食のうち一品だけ薄くするほうが続きます。
- 持病がある方は、自己判断せずに医療機関の指示に従ってください。
具体的な例
- みそ汁1杯 約1.2g
- しょうゆ小さじ1 約0.9g
- 梅干し1個 約1.5g
- 食パン6枚切り1枚 約0.8g
- ラーメン1杯(汁を残した場合)約3g
- きゅうりの浅漬け1皿 約1g
実践のコツ
- 麺類の汁は半分残すだけで、1〜2g変わります。まずここからです。
- だしを濃く取ると、しょうゆを減らしても物足りなくなりません。
- 酢、こしょう、しょうが、ごまで味に変化をつけると、塩を足さずにすみます。
よく聞かれること
目標量はどこが示している数字ですか。
国が定期的にまとめている食事の基準で示されている数値です。年齢や状況によって扱いが変わりますので、詳しくは公表されている資料をご覧ください。
薄味にすると物足りません。
だしを濃く取り、酢やこしょう、しょうがで香りを足してください。塩を減らした分を香りで埋めると、続けやすくなります。
外食が多いときはどうしますか。
汁を残す、漬物を残す、しょうゆをかけずにつけるの三つだけでも変わります。全部やろうとせず、一つ選んで習慣にするのが目安です。