いちごの品種の豆知識|知っておきたい基本
いちごの品種は数が多く、粒の大きさも甘さも違います。選び分けの見方、出回る時期、食べ方の向き不向きまで、店先でよく聞かれることをまとめました。
店先のやりとり
常連さん
品種が多くて、どれを選べばよいですか。
店主
名前より、粒の大きさで選んでください。そのまま食べるなら大粒、煮るなら小粒で十分ですよ。
店主のひとこと肩まで赤い物を選ぶ。名前より確かです。
まず知っておくこと
いちごには多くの品種があり、粒の大きさ、甘みと酸味の強さ、果肉のかたさが少しずつ違います。東日本で多く作られる系統と西日本で多い系統があり、店先に並ぶ物も地域で変わります。近ごろは実の白い物や、香りの強い物も出回るようになりました。品種の名前を覚えるより、粒の大きさと甘酸のつり合いで選ぶほうが、失敗が少ないです。
要点
- 品種によって、粒の大きさと甘みと酸味のつり合いが変わります。
- 東日本で多く作られる系統と、西日本で多い系統があります。
- 大粒の物はそのまま、小粒の物は煮たりつぶしたりする使い方が向きます。
- 果肉がかたい物は日持ちしやすく、やわらかい物は香りが立ちやすいです。
- 実の白い品種もありますが、数が少なく値段は高めです。
- 出回るのは12月から5月ごろで、春が進むほど値段は落ち着きます。
具体的な例
- 大粒で甘みが強く、そのまま食べるのに向く系統
- 小粒で酸味があり、ジャムや菓子に向く系統
- 果肉がかためで、持ち運びや弁当に向く系統
- 香りが強く、口に入れてすぐ広がる系統
- 実が白く、酸味の少ない珍しい系統
- 冬から出回るハウスの物と、春に出る露地の物
実践のコツ
- へたが反り返って、実の肩まで赤い物を選びます。先だけ赤い物はまだ酸味が強いです。
- 洗うのはへたを付けたままで。先に取ると水を吸って味が薄まります。
- 甘い物と酸味のある物を一箱ずつ買って、混ぜて食べるとよくまとまります。
よく聞かれること
甘い品種の見分け方はありますか。
店先では品種の名前より、実の肩まで色が回っているかを見てください。へたが反り返っている物も熟しています。香りが立っている箱は、当たりが多いです。
値段の差は何によりますか。
粒の大きさと、作る手間の差です。大粒でそろえた箱は高くなります。家でつぶして使うなら、粒の不ぞろいな安い箱で十分ですよ。
いつごろが買いやすいですか。
12月から5月ごろまで出回ります。冬は贈り物向けで値段が高く、3月から4月にかけて落ち着いてきます。まとめて買うならその時期が目安です。